ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

ネパールとホリエモンに学ぶ恐慌時代の生き方

谷川昌幸(C)

金儲けなど、古代・中世の人々が信じていたように、非人間的な卑俗な活動だ。現代最大の哲学者の一人、ハナ・アーレントによれば、金儲け労働は、消費の必然への隷従であり、エサを求める動物と同じこと、人間の尊厳に値しない。

ちょっと言いすぎでは、と思わないではなかったが、「時は金なり」の低俗資本主義思想を広めたベンジャミン・フランクリンを建国の父とし、100ドル紙幣に刷り込み、その思想をドル札とともに世界中に広め刷り込んだアメリカが、「時」と「金」を「情報」と読み替え、バーチャル資本主義化し、世界をいかさま賭博に引き込み、バブルをふくらませ、そして破滅させるに及び、やはり哲学者は偉いと改めて感心した。

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100ドル札は「紙切れ」であり、ましてや「電子化マネー」は「電子のバブル(泡)」にすぎない。それらは、だまされ、信用している限りで、価値を持つ。が、誰かが、それは「紙切れ」だよ、「電子記号」だよ、と言ったとたん、化けの皮がはがれ、無価値となる。世界でもっとも信用ならない経済専門家たちが、株暴落を「信用収縮」などと物知り顔で解説しているが、そんなことは自明の理だ。

この恐慌時代においてもっとも参考になるのは、「ネパール的生活」か「ホリエモン的生活」である。下記参照。

ホリエモン的生活

ホリエモンの高貴さ,政財界の卑俗さ
ホリエモン・バブル破裂とネパール的生活再説
ホリエモンの偉さとネパール的生活再々説

ネパール的生活

ギャンブル経済とネパール的生活
通貨植民地日本とワルとネパール

投稿者: Tanigawa

2008/10/11 at 12:13

カテゴリー: 経済

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