ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

「老人パワー」とNC統一

谷川昌幸(C)

本家NCと分家NC-Dとの復縁話がなかなか前進しない。イギリスの呪縛の下,小選挙制は変わりそうにない。選挙を考えるなら,統一が絶対に有利なのに,それができない。

両党ともイデオロギー的には大差はない。要するに,親分の反目,派閥争い。統一すれば,政界の風景が変わり,王制存続の目も出てくるだろう。

統一には,GP・コイララ,KP・バタライ両氏は積極的だが,デウバ氏が逡巡しているという。米国の圧力はないのだろうか?

それにしても,KP・バタライ氏とは,懐かしい名前だ。明治維新を含め,たいていの国では大変革は若い新世代が主導するものだが,ネパールではそうではない。「老人パワー」だ。これは,政治家論としても面白い。

* "Executive committee needed for Congress unification: Deuba," eKantipur,Oct.4.

Written by Tanigawa

2006/10/05 @ 08:54

カテゴリー: 政治