ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

窓際から望むアジアの未来

谷川昌幸(C)
窓際族になったおかげか、久しぶりにTGから窓際席をもらった。
 
バンコク・スワンナプーム空港を飛び立つと、眼下は一面の農地。農家らしき家が点在しているにすぎない。飛行経路はよくわからないが、ビルマ、バングラ付近からインド上空を通ってカトマンズ入るらしい。
 
とにかく広い。すでに人口は多いとはいえ、この広大さ。無限の可能性を感じさせる。アメリカ主導バーチャル経済は針でつつけば破裂する可能性がある。これに対し、もしこの広大な土地が適切に開発され、生活のための農業や産業が発達し、伝統的文化と新しい文化が結合して独特の文化が育っていくなら、アジアの未来は洋々たるものだ。
 
そのアジアの発展の未来を上空から思い描くのは、窓際族の感傷かもしれないが、どんなものであれ夢は有ったほうがよいに決まっている。
fromthaiair

Written by Tanigawa

2007/11/15 @ 20:37

カテゴリー: 文化

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