ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

ATM,グローバル搾取の象徴

谷川昌幸(C)

ATMはグローバル搾取の象徴だ。そもそも金や金儲けは,古来,卑俗なものと敬遠されてきた。それを人間生活の中心に置く資本主義は,根本的に間違いである。

それでも勝ち組であればまだしも,資本主義はかならず大多数の人々を負け組にする。マオイスト政権になったら,初心に立ち戻り,資本主義打倒を掲げ,まずこのような24時間オープンATMを木っ端みじんに破壊すべきだ。

19世紀のラダイト(機械打ち壊し)運動は,資本主義化は阻止できなかったが,工場の劣悪な労働条件の改善に大きく寄与した。

いまATMを破壊しても直接的な効果はないかもしれないが,24時間入出金する現状の異常さ,非人間性を象徴的に告発する効果はある。

リキシャと24時間ATMの取り合わせを異様とも感じなくなったら,おしまいだ。

カトマンズ・ゲストハウス筋向かいに設置されたATM(2008.6.18)

ATM1

ATM2

Written by Tanigawa

2008/06/26 @ 13:13

カテゴリー: その他

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