ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

マオイスト軍関係者の中国接近:巨象の尾を踏むか?

谷川昌幸(C)
カンチプル(11/2)によれば,中国はマオイスト軍高官たちに軍事訓練をし,他の幹部たちとも関係を深めているという。
 
10月28-29日,RB.タパ国防大臣,KB.マハラ情報大臣,NB.チャンド幹部,J.ガルティ幹部らは,中国大使館員を伴い自家用車1台,軍用車2台で,タトパニからカサに入った。中国大使館軍事部のリー氏も別の車で行き,彼らと現地で合流した。彼らは「友好橋」を渡り,チベット側へ入ったらしい。(中国は,チベット鉄道を,このルートでネパールにまで延伸することを計画している。)
 
マオイスト大臣・幹部たちは,ティハール休日の私的旅行と説明しているが,誰が見ても怪しい,きな臭い旅だ。
 
特に,印米から見ると,これは許し難い軍事的冒険であろう。パンチャヤト政府のように,巨象の尾を踏むことになるかもしれない。
 
 
(注)グーグル地図はこの付近は空白になっている。以前はバッチリ写っていたはずだが,どこかの圧力で消されたのかな? それともアクセス方法の間違いか?
 

Written by Tanigawa

2008/11/04 @ 00:27

カテゴリー: 外交

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