ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

Facebookの恐怖・再説

谷川昌幸(C)
やはり削除されていなかった! 完全削除したと安心していたのに,Facebookには私の実在アドレスが残されており,下記のようなメールが送られてきた。 (参照:Facebookの恐怖
 
Tanigawaさん、Facebookのプライバシー設定をご確認ください
送信日時: 2010年1月23日 22:14:14
宛先: Masayuki Tanigawa (*********@*********.**.jp)
 
こんにちは、Tanigawaさん 最近Facebookのプライバシー設定が一新され、情報のシェアをさらにきめ細かく管理できるようになりました。Facebookサイトにログインすると、あなたに合ったプライバシー設定を選択するステップを説明するチュートリアルに移動します。 このチュートリアルは一定期間のみ提供されています。今回の変更後、プライバシー設定をカスタマイズされていないユーザーの方は、お早めに設定の確認を行ってください。
 
こんなメールに返信したら,アドレスが生きていることの証明になってしまう。たとえ完全削除の方法があったとしても,やたら難しければ,たいていの人は面倒になって,止めてしまう。そもそも,本当に削除しているかどうか,信用できない。
 
1週間ほど前にも,半年以上前の知人からの招待状がまた,しつこく送られてきた(何回目かは失念)。本人が送っているのではなく,Facebookが招待状に応答しない不埒な受信者に,勝手に繰り返し送りつけているのだろう。これから先,何年,何回続くのか? プライバシーじゃじゃ漏れ,友人の友人のそのまた友人の顔写真まで掲載されている。空恐ろしくなった。
 
 
 顔写真満載のFacebook招待状。ログインなしで見られる。
 
こんなプライバシー情報を,某国の某機関(F*I, C*Aなど)が収集し,テロリストのモンタージュ写真作成や,入国拒否者・要注意人物リストの作成に利用しているのだろう。
 
 ビン・ラディン氏モンタージュ写真(AFP)。FBIがスペインの政治家リャマサレス氏の顔写真を無断拝借して作成。
 
Facebookとか,この種のサービスにいったん登録したら,一生,某国某機関や某企業などに,追跡されることを覚悟すべきだろう。

Written by Tanigawa

2010/01/24 @ 11:21

カテゴリー: 情報 IT

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