ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

倒産JALの能天気全面広告

谷川昌幸(C)
JALが倒産した。つい数年前まで,わが大学でも文系女子学生の就職先人気トップだったのに・・・・。難関を突破し就職した,あの学生はいまどうしているのだろうか?
 
倒産の徴候はあった。私は年1,2回海外旅行をするが,この20年ほど,一度もJALを利用したことがない。友人知人もたいていそうだ。JALが飛んでいても,最初から選択肢にも入らない。自国民にさえ敬遠される国策航空会社!
 
国内では,この数年,まずANA,満席なら仕方なくJALという選択が一般的となっていた。これでは倒産は致し方ない。
 
そして,こりゃダメだ,と改めて思い知らされたのが,1月20日と25日の新聞全面広告。巨大活字でこう書かれている――
 
  JALは,飛び続けます。
  何よりも安全運行を最優先し・・・・
 
そんなことは安全飛行の実績で示すことであって,タラタラ新聞広告に書いてみても,たいていの人は「こんな宣伝を出すなんて・・・・,本当は危ないのかな?」と疑うだけだ。
 
それにもまして庶民の神経を逆なでするのは,連日の全面広告そのもの。こんな広告に大金を浪費している。まだ親方日の丸。そんなていたらくだから,倒産したのでしょ。
 
JALの再生はまず無理。デルタか大韓航空か,どこかに吸収合併されるか,再度倒産し消滅するかのいずれかであろう。こんな会社に税金を投入すべきではない。
 
朝日新聞のJAL全面広告 1月20日/25日

Written by Tanigawa

2010/01/25 @ 23:45

カテゴリー: 経済

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