ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

大麻所持で日本人逮捕

谷川昌幸(C)
日本人W氏が26日,トリブバン空港で,大麻樹脂10Kgを持ち出そうとしたとして逮捕された。警察はW氏が麻薬密売組織と関係がある,と説明しているが,真相はまだ分からない。有罪なら投獄2~10年の重罪だ(Kyodo, Jan26)。
 
ネパールでは大麻は以前から用いられていた。しかし,伝統的規制の下での使用と,今日のそれは様相がかなり違うようだ。
 
今週,警察はカトマンズ盆地だけで若者53人を麻薬犯罪で逮捕した。ネパール人45(女3,男42),パキスタン人3,インド人1,タンザニア人2,他のアフリカ人2。全員が25歳以下(Himalayn Times, Jan25)。
 
日本人W氏は,もし警察発表が事実だとすると,ネパール警察の警戒強化も,テロ情報による空港警備強化も知らないまま,大麻樹脂を持ち出そうとしたことになる。
 
ネパールをはじめアジア諸国の多くでは,麻薬犯罪は日本以上に重罪だ。地獄のような異国の監獄で,一生過ごすことになりかねない。ぜったいに手を出さないことだ。

Written by Tanigawa

2010/01/28 @ 19:21

カテゴリー: 社会