ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

マオイスト「人民憲法」発表

谷川昌幸(C)
5月29日,マオイスト副議長にして博士たるバブラム氏がクラマンチの党集会で「人民憲法」を発表した。19部274条で100頁に及ぶ巨大な社会主義志向憲法らしい。
 
 マオイスト・バナー
 
バブラム博士によると,MK・ネパール首相は反共和制であり,そのため新憲法制定が遅れているという。これに対し,マオイスト案は,人民憲法であり,社会主義の実現を志向するものである。
 
人民共和国は,大統領制をとる。大統領は人民直接選挙で,任期は5年。これは強力。独裁的大統領の下で,一気に社会主義の実現を目指すということらしい。
 
一方,連邦は下図のように12州からなる。あれれ! 14州ではなかったかな? いずれにせよ大統領制は中央集権的,連邦制は分権的。これでは股割きになってしまうのではないかな?
 
 12州案(KOL, 29 May)

Written by Tanigawa

2010/05/31 @ 10:29

カテゴリー: 憲法