ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

日本女性紹介・ブッダ平和賞・孔子学院

ネパール・メディアは,記事内容はいまいちだが,あっけらかん儲け主義に徹していて,合理的だ。このヒマラヤン紙面を見よ。アクセス連動広告だろうが,実にクール,美事だ。
The Himalayan, May 13

上段で,下心丸見えの日本女性紹介ハデハデ広告。ネパール男性向けの「女性」商品の宣伝だ。一等地に広告を出すのだから,よく売れているのだろう。

中段は,田上長崎市長・秋葉前広島市長への仏陀平和賞授与記事。これは,日本人の名誉心をくすぐりつつ,内政における仏教の政治的利用を図るという高等戦術。ネパール政治家の政治能力は、日本の政治家より上だ。

そして下段は,孔子学院の広告。上段との落差,コントラストが絶妙だ。片や「性」商品を売り,片や「文化」を売る。

ニッポン惨敗。これは日本蔑視ではない。日本なんて,中国四千年の歴史文化の前では,せいぜいこの程度のものなのだ。

中国は孔子(文化)を宣伝し売り込む。日本は,女性(性)を宣伝し売り込む。勝負あり。文化で負け,政治で負け,経済で負け,そしていずれ性でも負けるだろう。

ニッポン頑張れ!

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2011/05/14 @ 22:00

カテゴリー: 社会, 政治, 文化, 中国

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