ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

死命を制すセキュリティ・ソフト

ネットなしには生きづらくなった現代。世界世論を常に監視し,決定的なところでその動向を決するのは,いまやセキュリティ・ソフトだ。

たとえば,もしこのブログの反動性もしくは革命性をセキュリティソフト会社の誰かが「危険」と判断し,「これは報告されている安全でない Web サイトです。このページを閲覧しないことを推奨します」といった警告を出せば,たちまち誰もこのブログを読まなくなる。

これは杞憂ではない。マオイスト系の”The Red Star”が,この数ヶ月間,McAfeeによりそうした警告を出されていた。

■ ブロックと兵糧攻め,左派HPへ

たしかに「赤星」なんか読むと「赤く」なる。MacAfee=米帝にとって危険であり,だからこそ警告を出したのだろう(たぶん?)。ところが,マオイスト左派が既得権益に恋々とし,プラチャンダ=バブラム主流派にすり寄ると,この警告が削除された。安全と判定されたのだ。なんたるご都合主義!

いまやグーグル以上に警戒すべきは,セキュリティ・ソフト。そもそ「安全保障」をいうヤカラこそが「安全」のために軍拡し,「平和」のために戦争を仕掛けるのだ。

IT技術者の皆さんには,世界人民のために,ぜひともセキュリティ・ソフトの安全をチェックする「メタ・セキュリティ・ソフト」を開発していただきたい。

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2012/01/24 @ 11:20

カテゴリー: 情報 IT, 文化

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