ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

高層ビルの耐震性:モルタル塗り煉瓦壁

カトマンズ盆地では、高層ビルが次々と建てられている。専門家の設計で安全なのだろうが、素人にはどこやら危なっかしく見える。

121205e ■高層ビルA(パタン)東側より

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 ■高層ビルA南側より/壁モルタル塗作業

この写真はパタンの丘に中国企業が建設中の巨大高層(16階?)ビル。さすが中国、圧倒的迫力がある。ところが、近くに行ってみると、驚いたことに、壁に煉瓦を積み、その上に薄くモルタルを塗って仕上げている。

ネパールの建物は、柱や梁は鉄筋コンクリートだが、壁は煉瓦で埋めるのが一般的だ。安上がりだし造りやすいのだろう。しかし、素人目には、こんな構造では、地震でちょっと揺れたら壁は積み木細工のように崩れ落ちるのではないかと心配になる。3,4階程度の低層ビルならともかく、写真のような高層ビルとなると、想像するだけでも恐ろしい。

121205d ■高層ビルB(パタン)

これは別のビル(11階?)だが、壁はやはり煉瓦モルタル塗りだ。いずれのビルも、素人目には単なる煉瓦積みのように見えるが、なにか特別な工夫が施されているのだろうか?

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2012/12/05 @ 18:58

カテゴリー: 社会, 経済

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