ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

自民党、選挙にフェイスブック利用

自民党が、破竹の勢いにまかせ、今度はフェイスブックに金を払い選挙向け党宣伝を始めた。

宗主国アメリカに習い、日本も現代型金権選挙となってきた。カネさえあれば、フェイスブックだろうがツイッターだろうが、あるいは他のネット・インフラ企業だろうが、優遇表示待遇を買い、政党宣伝をネットに溢れさせることができる。

ネットは庶民の味方など、ウソ。甘い。ネット・インフラを買い占め、巧妙に優先表示をさせたら、世論など、簡単に操作できる。現に、頼みもしないのに、宗主国アメリカのフェイスブックは、私に、自民党の選挙向け党宣伝を送りつけてきた。

フェイスブックは、極めて危険なメディアである。何年も前に完全削除したはずのアカウントが、先日、何かの弾みに生き返り、またまた世界各地の「お友だち」を紹介し始めた。不死のゾンビそのもの。

フェイスブックは、すでに8億人以上のデータを蓄積しており、いずれは全人類の全情報を蓄積し、カスタマイズし、商売に利用するつもりだ。金持ち、たとえば自民党などは、上得意様となり、個々人の思想信条も含め、カネと引き替えに情報提供されることになるであろう。

ゆめゆめフェイスブックに本名、生年月日、住所、電話番号、出身大学、血液型、好み、信条、好きな本などは書き込まないことだ。全部永久保存され、分析され、商売に利用される。非公開設定など、「とりあえず」のことであり、いつどうされるか判らない。情報は、フェイスブック側が握っているからだ。削除しても、見えなくなるだけで、情報そのものは削除されていない。

フェイスブックは、虚構の世界で遊ぶつもりでウソ八百を書き込み、楽しむにとどめるのが賢明だ。

121208
 ■送りつけられてきた自民党宣伝フェイスブック広告

【参照】
Facebookの恐怖
フェイスブック

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2012/12/08 @ 15:06