ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

鉄道建設計画,韓国主導へ

ネパール各紙報道によれば,ネパールの鉄道建設が,韓国主導事業となりそうな状況だ。7月9日,韓国鉄道省代表団(12人)がネパール国土交通省事務局長らと会談し,韓国が中心となって鉄道建設計画を立案することになったのだ。検討されているのは,つぎの2路線網。

(1)東西鉄道 945.24Km
Kakkarbhitta(Jhapa)–Itahari–Bardibas–Simara–Tamsariya–Lumbini–Butwal–Kohalpur–Attariya–Gaddachouki(Mahendranagar)

タライ平原を東から西へ順次鉄道を建設していく大計画。経済効果大。

(2)首都鉄道
詳細はまだ分からないが,カトマンズ盆地において大量輸送手段としての鉄道は不可欠。

ネパールと韓国は,政府間で早急に「了解覚書」を取り決め,「詳細事業報告」を作成し,この鉄道建設計画を進めていくという。

タライ東西鉄道については,この3月2日,ktm2day.comがインド援助による建設と伝えていたが,今回の各紙報道では,インド援助のことは全くふれられていない。

インド援助を断り,韓国に乗り換えたのだろうか? もしそうであるなら,政治的にも経済的にも興味深い選択である。

130714
 ■Mechi-Mahakali railway project(ktm2day.com, Mar2)

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2013/07/14 @ 04:05

カテゴリー: インド, 経済

Tagged with , ,