ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

制憲議会選挙2013(11):治安警戒,一段と強化

投票日(19日)が近づくにつれ,治安警戒が一段と強化された。カトマンズ市内では,いたるところに警官が配備され,治安部隊が十数名の隊列を組み,小銃を構え,街をパトロールしている。

それでも各地で攻撃や衝突が発生している。プラチャンダ議長のカンチャンプル演説予定地にも爆発物が仕掛けられていたが,これは事前に発見され,撤去された。

カトマンズ盆地でも,タクシーやミニバスに火炎ビン(ガソリン入ペットボトル)が投げ入れられ,乗客・乗員が火傷した。犯人は捕まっていない。

その現場の一つ付近に,昨日,行ってきた。バスの運行は少なく,特に郊外に向かうものは全面運休が多かったが,タクシー,バイク,トラックなどは通常よりやや少ない程度であった。

目についたのは,警戒の厳重さ。治安部隊の配備に加え,武装警察の大型警備車(中国援助?)や警察の警備車などが頻繁に行き交っていた。

11日のバンダ(ゼネスト)も,12日以降の交通ストも,部分的実施にとどまっているとはいえ,いつ何が起こるか分からない危険な状況であることに変わりはない。爆発物を仕掛けられたり,火炎ビンを投げ込まれるおそれは,つねにある。外人特権は通用しない。

▼カトマンズ市内の警備
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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2013/11/15 @ 23:49

カテゴリー: 選挙, 軍事

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