制憲議会選挙2013(21):選挙と情報産業
【開票速報(2013-11-30)】
NC 196 (小選挙区制105+比例制91)
UML 175 (91+84)
UCP-M 80 (26+54)
RPP-N 24 (0+24)
MJF-D 14 (4+10)
RPP 13 (3+10)
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今回の制憲議会選挙で大繁盛した業界の一つが,情報産業だ。新聞・雑誌も選挙特集で大いに潤ったが,特筆すべきは,モバイルとインターネット。
ネパールの情報化は急速に進んでおり,すでにケイタイは日本よりはるかに安くて便利。インターネット接続も,都市部ではWIFIが普及しているし,場所をえらばない従量課金制ネット接続モバイルルーターでさえ,安くて便利。日本は遅れている。
そんな中,制憲議会選挙は,情報産業にとって絶好のビジネスチャンス。テレビや新聞,ネットは,あれこれ工夫し,開票速報を伝えてきた。モバイルには,選挙区を登録しておけば,刻々,その選挙区の開票状況が表示される。いやはやスゴイ。
選挙が,政治的意義はいざ知らず,少なくとも経済的には,ネパールの情報産業に大いに貢献していることは間違いない。
■カトマンズポスト(11月24日)/ヒマラヤン(11月24日)
谷川昌幸(C)
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