ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

トリチャンドラ校前の信号機

交通信号は街で最も目立つもの。外人がカトマンズに来てまず驚くのは,だから信号機であり,ネタがれ時のネタダネとなるのも信号機である。ネパールの信号機は世界七不思議の一つといってもよいだろう。

そこで今日は,名門トリチャンドラ校前の信号機。この付近は,商業,観光,文化の中心地の一つであり,宣伝効果大。数年前には,東芝電気洗濯機の宣伝のついた駐停車禁止標識が並べられていたが,いまは,もちろん無い。

そのトリチャンドラ校前に誰が,いつ,何の目的で信号機をつけたのか分からないが,これはもちろん消灯。いつも消えている。有って無きがごとし。が,誰も気にしない。

ところが,この11月,行ってみると,その点かずの信号機手前に新しい(と見える)「信号機あり」標識が立てられていた!

これはもう文化だ。この不思議のネパール信号機文化が無くなるとき,それは信号機が「」で命令し,人を機械的に服従させ,もって「法の支配(rule of law)」がネパールに成立するときにほかならない。

131224a ■トリチャンドラ校前信号機(11月21日)

131224b ■信号機標識と点かずの信号機(11月21日)

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2013/12/24 @ 14:59

カテゴリー: 文化

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