ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

NC=UML連立内閣成立

スシル・コイララ首相が2月25日,新たに18大臣を任命し,内閣の大枠を固めた。
 ▼コングレス党(NC):10名(コイララ派6,デウバ派4)
         首相=スシル・コイララ,副首相=PM・シン
 ▼統一共産党(CPN-UML):10名(オーリ派5,カナル派3,ゴータム派1)
         副首相兼内相=BD・ゴータム  *入閣10名のうち非議員6

第3党のマオイスト(UCPN-M)は,いまのところ入閣せず,野党を選択。今後,国民民主党(RPP),共産党ML派などが入閣するかもしれないが,事実上,コイララ内閣はNC=UML連立といってよいだろう。

この体制で1年以内に新憲法が制定できるか? それは,マオイストとマデシの出方にかかっている。プラチャンダのUCPN-MとバイダのCPN-Mが再統合し,マデシとも連携し,反政府闘争を強化していくと,新憲法の制定は難しくなる。一方,暫定憲法体制7年間で,情勢は大きく変化しており,もはや以前のような実力闘争の再開もまた難しいであろう。いまのところ,いずれ向かうか,まだはっきりしない。

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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2014/02/26 @ 13:49