ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

シャルマ判事,最高裁長官就任

ダモダル・プラサド・シャルマ(दामोदरप्रसाद शर्मा)判事が4月11日,第22代最高裁長官(सर्बोच्च अदालतको प्रधान न्यायाधिश)に就任した。任期は,停年となる今年10月まで。

シャルマ判事は,憲法会議(संबौधानिक परिषद)では全会一致で長官に推薦されたが,議会の特別聴取委員会では,指導力不足,職権乱用の疑い,コネ人事の疑いなどの理由で反対があり,2/3の多数決による承認となった(Himalayan,1&2 Apr; Republica & Ekantipur, 1 Apr)。略歴は次の通り。

1949 カトマンズに生まれる。現在65歳
1975 郡裁判所判事
1991 上訴裁判所判事
2009 上訴裁判所所長
2005 最高裁判事
2013 最高裁長官代行(3月より)[レグミ長官が在職のまま選挙管理内閣首相となったため]
2014 最高裁長官就任(4月11日)

シャルマ長官の能力は,新聞報道だけではよく分からないが,しかし,任期が10月までとは,あまりにも短すぎる。司法部は保守的であり,年功が慣行となっているそうだが,この激変期,長官選任方法も見直すことが必要ではないだろうか。

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谷川昌幸(C)

    

Written by Tanigawa

2014/04/13 @ 19:13

カテゴリー: 司法

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