ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

京都の米軍基地(85): 米軍「参加」テロ対策発足

「京丹後テロ対策ネットワーク」が12月18日,京丹後市警察において設立され,そこに米軍も「参加(take part in)」していた。具体的なことは何もわからないが,設立総会に米軍が参加していたことからして,米軍が京丹後の今後のテロ対策において重要な役割を果たすことになるのはまず間違いないとみざるをえない。

 151229a■経ケ岬米軍FB12月21日

 160104c■京丹後市日米友好協会FB12月18日

テロ対策は,すでに京都でも具体策がいくつか策定されている。産経新聞はこう報道している。
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京都をテロから守れ 官民連携の組織発足 「監視の目を張り巡らす」
 来年5月[の]伊勢志摩サミットや2020年の東京オリンピックを見据え、京都府警などは23日、府内で発生するテロへの対策を進めるための官民連携組織「京都テロ対策ネットワーク」を発足させた。・・・・
 ネットワークには、府警や府、京都市、海上保安庁、JR西日本など約40団体約80人が参加。設立総会では、府警警備1課の担当者が国際会議を狙った海外の事例や、府内で起こる脅威、抑止の具体的方策などについて説明。「関係機関が連携しテロへの監視の目を張り巡らすことが必要」と強調した。(産経新聞2015.10.24)
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 151229■京都府警HP

この京都のテロ対策において京都府警が重視しているものの一つが,京丹後市の米軍Xバンドレーダー。府警は次のように述べている。
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「京都平安策2016」の策定について(通達)
我が国では、2016年伊勢志摩サミット、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を控える中、世界有数の国際観光都市である京都は、これら機会を捉えた国際テロの標的となるおそれも排除できず、また、京丹後市に設置された米軍Xバンドレーダー基地(米軍経ヶ岬通信所)の運用に反発している極左暴力集団等によるテロ、ゲリラ事件の発生も懸念されるところである。(2015年11月制定,赤強調引用者)
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京丹後では,基地交付金で住民監視カメラが市内要所に設置された。そして,今度は,米軍の参加をえて「テロ対策ネットワーク」が設立された。目もくらむような急展開。これから先,基地の町,京丹後はどうなるのだろうか?

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/12/29 @ 20:02