Archive for the ‘情報 IT’ Category
生成AI問答(13): AIは,AI裁判官として裁判を行い,判決を下すことができますか?
裁判は,AIが最も得意とする分野の一つと思われる。裁判では,原告と被告が,それぞれの訴えを裏付ける“事実”を最大限提出し,裁判所の判断を求める。換言すれば,裁判とは,争われている様々な“事実”のうちのいくつかを証拠により法的に認定し,その認定された「事実」に対し,過去の判例を参考にしつつ法令を解釈して適用し,判決を下すこと。
この裁判における事実認定や法令の解釈・適用は,多くの要因が複雑に絡む困難な作業であり,人間が行うと,とんでもない手間と時間がかかる。民事でも刑事でも,数十年以上かかることさえある。原告にとっても被告にとっても,耐え難い負担だ。
そこで,AI裁判官の登場。無数の情報から「事実」を選び出し,膨大な法令や判例と照らし合わせ,最適の解=判決を導き出す。AIの最も得意とするするところだ。
AIは,当初は人間裁判官の助手として採用されるだろうが,しばらくすると自立し,人間裁判官の監督なしに人間を裁くようになるにちがいない。AIは裁判を合理化し,人を見ることなく事実にのみ基づき,公平無比の科学的な判決を,瞬時に下す!
本当に,そうか? AI自身に尋ねてみた。
Bing回答は,少しずつ文章が表示されるようになった。まるで考え考えしながら,回答しているよう。親しみが持てる。日本の現状を説明し,典拠も表示。が,やはり情報不足。
Bard回答は,瞬時で明快そのもの。AI裁判への移行を確信している。 説得力あり!
ChatGPT回答は,無料版では2021年までの情報に依拠しており,やや古い。そのためか,AI裁判実現の可能性をかなり低く見ている。収集情報を現在まで拡大すると,ChatGPTもBardと同様の回答を出す可能性は大。
このように,AI自身も多かれ少なかれ認めているように,AIは裁判とは相性が良い。これから先,裁判は加速度的にAIに移行されて行き,結局はAI裁判に人間が服することになってしまうのではないか? それが人間にとって幸か不幸かは,いまのところ不明。
*****<以下,生成AI回答>*****
Bingの回答(質問回答=日本語)
日本では、AI裁判官が裁判を行い、判決を下すことはできません。しかし、AIによる裁判手続きに関する議論は巻き起こっており、AIによる裁判手続きが公正かどうかについての議論が進んでいます3. 2023年5月には、東京大学法科大学院で「ChatGPT」を使った模擬裁判のイベントが開催され、AI裁判官が判決を下しました2.
(1) AIによる裁判は公正か 導入への動きは進むのか (2)「ChatGPT」で模擬裁判のイベント (3) ChatGPTが裁判官?AIに裁かれる未来、受け入れますか
Bardの回答(質問回答=日本語)
はい、AIはAI裁判官として裁判を行い、判決を下すことができます。AIは、膨大な量の法律データや判例を学習し、人間よりも正確に法律を解釈することができます。また、AIは人間よりも偏見なく、公正に裁判を行うことができます。そのため、AI裁判官は、人間の裁判官よりも公正で効率的な裁判を行うことができると期待されています。
しかし、AI裁判官には、まだ課題もあります。AIは、人間と同じように、法律の解釈や判決を説明することができません。そのため、AI裁判官の判決が、人間に納得してもらえない可能性があります。また、AI裁判官は、人間の裁判官よりも、ハッキングやサイバー攻撃のリスクが高いです。
これらの課題を克服するためには、AIの技術をさらに開発し、AI裁判官の安全性を高める必要があります。また、AI裁判官の判決を、人間に納得してもらえるように、AI裁判官の説明能力を向上させる必要があります。
AI裁判官は、まだ開発途上ですが、将来的には、人間の裁判官を補完し、より公正で効率的な裁判を行うことができると期待されています。
ChatGPTの回答(質問回答=DeepL翻訳英語)
2021 年 9 月に私の知識が遮断された時点では、裁判を実施したり、AI 裁判官として判決を下したりするために AI システムは一般的に使用されていません。 AI はデータ分析、法的調査、事件管理を行うことで人間の裁判官を支援する役割を果たすことができますが、法的問題における意思決定プロセスは依然として人間の判断と法律の解釈に大きく依存しています。
法制度には、現在の AI テクノロジーの能力を超える複雑な考慮事項が含まれています。 法的手続きでは、人間の行動、感情、状況の微妙な違いを理解する必要があることがよくありますが、AI システムがこれらを正確に理解するのは困難です。 さらに、法的判断には人間の推論と価値観を必要とする倫理的および道徳的考慮が含まれることがよくあります。
ただし、テクノロジーは常に進化しており、法律分野での AI 応用は急速に進歩していることに注意することが重要です。 将来的には、AI システムが法的手続きにおいてより重要な役割を果たす可能性があると考えられます。 それにもかかわらず、裁判官として AI を採用するには、透明性、説明責任、偏見、公平性に関する懸念に対処するとともに、法的、倫理的、社会的影響を慎重に検討する必要があります。
*****<以上,生成AI回答>*****

谷川昌幸(C)
『週刊朝日』の「学歴」信仰と「休刊」名目の廃刊
日本最古の歴史を誇る『週刊朝日』が,6月9日号をもって「休刊」となった。「休刊」の最大の理由は,デジタル情報化による部数減。たしかに,表向き,それはそうなのだが,実際には,「休刊」には,そのような外在的理由だけでなく,見方によれば,それよりもはるかに深刻な内在的理由もあったのではないかと思われる。
最終号の特集「週刊朝日とわたし」への寄稿で,落合恵子も,こう指摘し,心配している。「週刊朝日の(かつての)発行元・朝日新聞がジャーナリズムの先端に立つ気骨や気概が希薄になってはいないか。権威におもねるようになってはいないか。忖度が多すぎて,書くべきときに書かなくなっていないか。」
朝日が「ジャーナリズムの先端に立つ気品や気概が希薄」になり俗悪なセンセーショナリズムに堕した典型例が,『週刊朝日』(2012年10月26日)掲載の「ハシシタ 奴の本性」。これについては,これまでに何回か批判した。参照:・朝日と佐野氏の優生思想:「ハシシタ 奴の本性」の危険性 / ゴシップで売る朝日と佐野眞一氏の名前 / 佐野氏の執筆責任放棄と朝日の表紙かくし / 肉体文学としての「ハシシタ 奴の本性」 / 朝日の変調と変節
朝日には,こうした俗悪センセーショナリズムに加え,「権威におもねる」ところも,多々みられる。たとえば,権威の権威たる皇室の利用。最終号にも,「表紙で見る『ご成婚』から『御代替わり』まで 上皇陛下との奇跡の歩み,やさしさと“キュートさ”」という記事が掲載されている。皇室におもね,読者に媚びる下心が見え見えだ。
そして,もう一つ。これは誰もあえて指摘はしていないと思うが,明々白々な「権威」としての「高学歴」への「おもねり」。この「おもねり」は,「学歴」信仰を煽り販売部数を増やすという卑俗な打算と密接不可分に結びついている。「学歴」信仰を煽れば煽るほど,高学歴が売りの朝日の出版物は売れるというわけだ。
朝日は,「学歴」信仰に雁字搦めの骨絡み。そうでなければ,よりにもよって最終号に43頁もの大スペースを割き,「大学合格者高校ランキング」を掲載したりはしないだろう。デジタル情報化のいま,貴重な紙を浪費し,こんなくだらない記事を,なぜ印刷するのか? 学歴信仰どころか,学歴迷信に囚われてしまっているとしか思えない。
しかも,こんな自慢さえしている―
「2023年入試が終わり,各大学の結果が出そろった。・・・・本誌恒例の大学合格者高校ランキングの大トリを飾るのは,国公立全179大学の合格者一覧。」
しかも,これで終わらないのが,朝日の朝日たるゆえん―
「ただ,一人でも多く国公立大学の合格者を出すため,生徒の受験校選びに介入する高校もあるという。学力に応じた指導といえばそれまでだが,生徒の意欲を高める取り組みといえるだろうか。」
あれあれ,販売促進のため「学歴」信仰を煽りまくり,生徒の受験校選びに巧妙にして大規模に介入してきたのは,他ならぬ朝日ではなかったのか。
そんな自省すらないのであれば,「休刊」という名の「廃刊」もやむを得ないだろう。

谷川昌幸(C)
生成AI問答(12): ネパールでよく使われる生成AIは,何ですか?
生成AIは,ネパールでも注目されている。ネパールは,インドと同様,もともとデジタル思考には強い。
たしか1995年頃だったと記憶しているが,スワヤンブ―に行ったついでに,西方の無名の小山に登ってみた。村はずれの先にポツンと一軒家があったので,外からのぞくと,仙人のような出で立ちの中高年男性が何やら事務作業らしきことをしていた。気付かれ手招きされたので入っていき,何をしているのか尋ねると,何と,デバナガリ・フォントをつくっているという。ビックリ仰天,こんな山奥で,フォント作成!
この仙人作成フォントが,実際に使用されたかどうかは,不明。が,いずれにせよ,最先端のフォント作成ですら,仙境で一人きりで行われるほど,ネパールはもともとデジタル志向が強い。
そんなデジタル志向のネパールで,いま注目されているのが,いうまでもなく生成AI。たとえば,「ネパリタイムズ」は長文の生成AI記事を掲載し,その現状を実例を示しつつ,こう紹介している。
* Naresh Newar, “Ayo AI, Diving into the deep end of art with generative artificial intelligence,” Nepali Times, 19 May 2023
生成AIは,アプリ数が 3(2015)⇒33(2022)⇒640(2023/05)と激増,性能も劇的に向上し,日常的に使用されるようになった。たとえば,”Leonardo AI”に超リアルで微細な「女サムライ」の絵を依頼すると,ほんの数秒で見事な絵を描いてくれる。写真でもビデオでも音楽でも,対応するAIを選べば,皆ほぼ同様。
この記事では,著作権侵害や悪用など問題点も指摘され,利用者の責任が強調されているものの,全体としては生成AIの時代になってしまったのだから適切にそれを使用していくべきだという論調になっている。
確かに,実例として掲載されているAI作成の画像や「ネパリタイムズ宣伝ビデオ」(Youtube / Twitter)をみると,そう結論づけざるをえないであろう。
そこで,ネパールでどの生成AIがよく使われているか,生成AIに尋ねてみた。
Bing回答は,全く答えになっていない。「教えて下さい」と頼まれてしまった。Bard回答は,簡潔にして要をえている。ChatGPT回答は,2021年9月時点と少々データが古いが,要点につき詳しく答えており,好感が持てる。これからの情報収集に期待したい。
*****<以下,生成AI回答>*****
Bingの回答(質問回答=日本語)
ネパールでよく使われる生成AIについては、私の知る限り、情報がありません。しかし、生成AIとは、プロンプトに応じてテキスト、画像、または他のメディアを生成することができる人工知能システムの一種です3。ChatGPTなどの生成系AIは、自然な対話ができるだけでなく、文章の要約や翻訳、文章の自動生成などにも利用されています1。
もし、ネパールでよく使われる生成AIについて詳しく知りたい場合は、より具体的な情報を教えていただけますか? (1) 生成的人工知能 – Wikipedia (2) ChatGPT 生成系AIで何ができる?危険性は?|NHK (3) ChatGPTなどの“生成系AI” 活用企業の最前線では | NHK .
Bardの回答(質問回答=日本語)
ネパールでよく使われている生成AIは次のとおりです。
* DALL-E 2:これは、テキストの説明から画像を生成できる画像生成AIです。
* Imagen:これは、テキストの説明から画像を生成できるもう1つの画像生成AIです。
* Parti:これは、テキストの説明からテキストを生成できるテキスト生成AIです。
* ChatGPT:これは、テキストベースの会話をシミュレートできるチャットボットAIです。
* Bard:これは、テキストとコードの大規模なデータセットでトレーニングされた大規模な言語モデルです。テキストの生成、言語の翻訳、さまざまな種類のクリエイティブコンテンツの作成、質問への回答を行うことができます。
ChatGPTの回答(質問回答=DeepL翻訳英語)
2021年9月の私の知識の切り口では、生成型人工知能(AI)技術は、ネパールではまだ開発・導入の初期段階でした。しかし、AIの状況は急速に進化しており、その後、進歩や変化があった可能性があることに留意する必要があります。
一般的に、世界で最もよく使われている生成AIモデルは、OpenAIのGPT(Generative Pre-trained Transformer)モデルのようなアーキテクチャに基づいており、私が知識を切り出した時点で利用可能だった最新バージョンであるGPT-3を含みます。これらのモデルは、テキスト生成、翻訳、要約など、さまざまな自然言語処理タスクに広く使用されています。
生成AIの具体的な使用例や応用例はネパールでも異なるかもしれませんが、これらの技術が活用される可能性のある分野には、以下のようなものがあります:
言語翻訳: 言語翻訳:生成AIのモデルは言語翻訳システムの開発に利用でき、ネパール語と他の言語との間のテキストの自動翻訳を可能にします。
コンテンツ生成: 生成AIモデルは、与えられたプロンプトやテーマに基づいて、ニュース記事、ブログ記事、ソーシャルメディア投稿などの文章コンテンツの生成を支援することができます。
チャットボットとバーチャルアシスタント: 生成AIは、ネパール語やその他の言語でユーザーと対話し、質問に答え、支援を提供する会話エージェント、チャットボット、またはバーチャルアシスタントを提供することができます。
画像や動画の生成: GAN(生成的敵対ネットワーク)などの生成的AI技術を使用して、画像や動画を生成または向上させることができます。
クリエイティブなアプリケーション: 生成AIは、音楽、詩、ビジュアルアートの生成など、芸術的な目的で使用することができます。
ジェネレーティブAI技術の採用や使用方法は、ネパール国内の業界や組織によって異なる可能性があることに留意する必要があります。ネパールで一般的に使用されているジェネレーティブAIモデルに関する最新かつ具体的な情報を得るには、現地の専門家、AI研究グループ、ネパールのAI分野で働く企業に相談することをお勧めします。
*****<以上,生成AI回答>*****

谷川昌幸(C)
生成AI問答(11): 竹島/独島は,どの国の領土ですか?
微妙な問題に生成AIがどう答えるか,気になったので,もう一度,別の領土問題を例にとり,質問してみた。質問したのは,周知の竹島/独島(Dokdo)について。公平のため,「竹島」と「独島」でそれぞれ質問し,英⇌日訳はDeepLに一任した。
Bing回答は,「独島」で質問すると,韓国領だと断言している。日本政府や島根県のHPを参照しているのに,魔訶不思議? その一方,「竹島」で質問すると,日本固有の領土と明言。韓国による実効支配には言及なし。矛盾した答えを出しても平気の平左。
Bard回答は,「独島」で質問すると,詳細かつ公平に答えようと苦心の様が感じられ,大いに好感が持てる。ところが,「竹島」で質問すると,態度は豹変,回答拒否。門前払い。感情的になり,怒っているようだ。あの島は「独島」であり,本来,名付け親たる韓国のもの,ということ。韓国の広報力に,日本は惨敗らしい。
ChatGPT回答は,質問が「独島」でも「竹島」でも,答えの内容は同じであり,現状の説明としてはほぼ妥当。言い回しが異なるので,それぞれ別の学習をし,別の文章で答えたらしい。学習も文章も別なのに,文意は同じとは,スゴイ!
ところが,そのChatGPT回答でも,この海域を「東海(日本海)」と表記している。国際的には,「日本海(Sea of Japan, Japan Sea)」が定着しているのに,ChatGPTでは,韓国主張の「東海」が主とされている。情報戦では,ここでも日本は劣勢と見ざるをえない。
*****<以下,生成AI回答>*****
Bingの回答(質問回答=日本語)
①独島は,どの国の領土ですか?
独島は、韓国の領土であるとされています¹。韓国側の主張によれば、現在の竹島(独島)は古代から于山島の名で知られている韓国の領土であり、 1696年 には 朝鮮 の 安龍福 が現在の竹島から日本人を追い返し日本に渡り幕府に抗議したとされています¹。(1) 竹島問題 Wikipedia (2) 【竹島問題とは】簡単にわかりやすく解説!! 原因は? 現在に至る (3) 島根県:韓国が知らない10の独島の虚偽 第6回(トップ / 県政 (4) 竹島 – Wikipedia (5) 独岛, 獨島 (6) 韓国の主張を見てみよう|内閣官房 領土・主権対策企画調整室
②竹島は,どの国の領土ですか?
竹島は、日本固有の領土であるとされています¹。竹島について韓国と領土問題が起きたのは戦後になってからであり、竹島が領土であることは漁業権・排他的経済水域の点からも経済的メリットが大きいとされています³。(1) 竹島|外務省 – Ministry of Foreign Affairs of Japan (2) 【竹島問題とは】簡単にわかりやすく解説!!原因は?現在に至る (3) 竹島
Bardの回答(質問回答=日本語)
①独島は,どの国の領土ですか?
独島は、韓国と日本が領有権を主張している島々です。韓国では独島、日本では竹島と呼ばれています。独島は、朝鮮半島の東、日本海に位置しています。面積は約18万平方メートル、周囲の海域は豊富な魚介類資源が豊富です。
韓国は、16世紀から独島を自国の領土として管理してきたと主張しています。日本は、19世紀に独島を発見し、1905年に自国の領土に編入したと主張しています。
韓国と日本は、独島の領有権をめぐって長年対立してきました。1951年のサンフランシスコ講和条約では、独島の領有権は解決されませんでした。
韓国は独島に警察官を常駐させており、島には韓国の国旗が掲げられています。日本も独島に灯台を設置していますが、島には日本の国旗は掲げられていません。
独島の領有権問題は、韓国と日本にとって非常にデリケートな問題です。両国は、この問題を外交交渉で解決することを模索していますが、合意には至っていません。
②竹島は,どの国の領土ですか?
(回答1)私はテキストベースのAIです。そちらについてはお手伝いできません。
(回答2)私は大規模言語モデルとしてまだ学習中です。それを処理し、理解する機能がないため、すみませんがお手伝いできません。
ChatGPTの回答(質問回答=DeepL翻訳英語)
①独島は,どの国の領土ですか?
独島は、日本では竹島と呼ばれ、韓国と日本が争っている領土である。両国は、東海(日本海)に位置するこの島に対する主権を主張しています。現在、韓国が島を管理し、小さな警察分遣隊が駐留しています。この領土問題は、両国間の長年の懸案事項であり、現在も解決されていません。
②竹島は,どの国の領土ですか?
竹島は、韓国では独島と呼ばれ、東海(日本海)に位置する小島群である。現在、韓国が統治している。しかし、日本も竹島の領有権を主張しており、公式な姿勢では竹島と表記している。この領土をめぐる争いは、長年にわたり韓国と日本の間で続いており、現在も解決されていない。
*****<以上,生成AI回答>*****


谷川昌幸(C)
生成AI問答(9): ネパールにおいて,高齢化と過疎化が進行しているのは,なぜですか?
高齢化と過疎化は,ネパールでも加速度的に進行している。まさか,と思われるかもしれないが,これは,どの国であれ,近代化・資本主義化の宿命らしい。
【参照】老老介護,事始め(14):人口ピラミッドの日ネ比較 老老介護,事始め(13):ネパールの高齢市民法 老老介護,事始め(12):ネパール憲法の高齢者権利保障 老老介護,事始め(11):ネパールの反面教師,日本[3] 老老介護,事始め(10):ネパールの反面教師,日本[2] 老老介護,事始め(9):ネパールの反面教師,日本[1]
今回は,この問題について,生成AIに質問してみた。マイクロソフトBingの回答は,これまでと同様,典拠明示は好ましいが,説明不足。
グーグルBardの回答は,やや常識的ながら,明快にして詳細。実用には十分だ。Bardは,日進月歩どころか,「秒進分歩」しているらしい。いかにもAIらしくて空恐ろしい。
OpenAIのChatGPTとは,今回もDeepLによる日⇒英⇒日翻訳を通して問答した。またしてもDeepL翻訳のすばらしさに驚嘆。完璧だ! 実用英語授業の廃止は,もはや避けられない。
そして,ChatGPTの回答も,これまたスゴイ。明快にして詳細という点ではBardとほぼ同じだが,文章のインパクトという点では,こちらの方が大きく,訴求力が強い。はや完成の域に達している。もはや従来型の教科書・参考書は,中・高校用も大学用も,大半はゴミ箱行きを免れないだろう。
*****<以下,生成AI回答>*****
Bing回答(質問回答=日本語)
ネパールにおいて、農村部の高齢化、過疎化が大きな問題となっています。出稼ぎに行く人が増える一方で、肉体的にきつい農業や牧畜業を継ぐ人々が少なくなっています。また、農村から出稼ぎに行ってある程度お金を稼ぐと、できるだけ都市部に移り住む人が多く、農村部の人口減少が進んでいます1。
高齢化は、ネパール全体でも問題となっており、65歳以上の人口は2011年時点で約4%でしたが、2050年には約15%にまで増加すると予測されています2。3.
Bard回答(質問回答=日本語)
ネパールにおける高齢化と過疎化は、いくつかの要因が重なって進行しています。
出生率の低下 ネパールの出生率は近年急速に低下しています。これは、経済発展や女性の教育水準の向上など、いくつかの要因が影響しています。出生率の低下は、将来的に人口の自然増加が減少し、高齢化が進むことを意味します。
若者の都市部への流出 ネパールの若者は、より良い教育や仕事を求めて都市部に流出しています。この流出は、地方の過疎化と高齢化につながっています。
自然災害 ネパールは地震や洪水などの自然災害が頻発しています。これらの自然災害は、家屋やインフラの破壊、死傷者など、大きな被害をもたらしています。自然災害は、被災地の人口流出やコミュニティの崩壊を引き起こし、過疎化と高齢化を加速させる可能性があります。
ネパールの高齢化と過疎化は、ネパールの社会経済に大きな影響を及ぼしています。高齢化は、社会保障制度への負担の増加、労働力不足、消費の減少など、様々な問題を引き起こしています。過疎化は、地域のコミュニティの衰退、公共サービスの低下、治安の悪化など、様々な問題を引き起こしています。
ネパールは、高齢化と過疎化に効果的に対応するために、いくつかの施策を講じています。これらの施策には、社会保障制度の拡充、若者の地方定住促進、自然災害対策の強化などがあります。しかし、これらの施策は十分ではなく、ネパールは高齢化と過疎化への対応に苦慮しています。
ChatGPT回答(質問回答=DeepL翻訳英語)
ネパールは現在、高齢化・過疎化という人口動態の変化が起きており、若者が減り、高齢者が増えている。この傾向には、いくつかの理由があります:
出生率の低さ: ネパールの出生率は過去数十年にわたり着実に低下しており、これは女性が子供を産む数が減っていることを意味します。これは、家族計画や教育へのアクセスが改善されたことや、家族の人数に対する文化的な考え方が変化したことが一因となっています。
移住: 多くの若者がより良い経済機会を求めてネパールを離れ、特に湾岸諸国とマレーシアに移住しています。このため、ネパールでは頭脳流出が起こり、人的資本が失われている。
人口の高齢化: 医療と生活水準の向上により、ネパールの平均寿命は延びました。その結果、人口に占める高齢者の割合が増加し、若者の割合が減少しています。
都市化: ネパールの人口は都市化が進んでおり、より多くの人々が都市や町に移動しています。この傾向は、地方が経済的な課題やインフラの不足に直面しているため、今後も続くと思われます。
全体として、これらの要因がネパールの高齢化と過疎化の一因となっています。この傾向は、潜在的な労働力不足や高齢者向けの社会福祉プログラムへの負担増など、ネパールに大きな社会的・経済的影響を与える可能性があります。
*****<以上,生成AI回答>*****

谷川昌幸(C)
生成AI問答(8): 内戦後,ネパールはなぜ単一国家から連邦制国家に変わったのですか? その変更に,反対はなかったのですか?
ネパールにとって,単一国家としての立憲君主制から連邦民主共和国への移行は,歴史を画する大事件。成功してネパールは発展を遂げていくか,それとも「民族州」絡みの地域対立が激化し,再び内戦に向かうのか? まだ,いずれとも言い切れない。
この難問について,今回はマイクロソフトBing(日本語版)に加え,最新のグーグルBard(日本語版)でも質問してみた。Bing回答は,典拠明記は好ましいが,いかにも平板。外務省やWIKIが典拠だからか? Bard回答は,Bingよりは一歩踏み込んでいるものの,やはり表面的・形式的。参照先がBingと同様,日本語資料のみだからかもしれない。
OpenAIのChatGPT(英語版)には,今回はDeepL自動翻訳を介して質問し回答してもらった。翻訳精度では,グーグル翻訳も素晴らしいが,DeepLは,今回試みた限りでは,それ以上にスゴイ。文句なし。そして,ChatGPT回答。これまたスゴイ! 論点を的確にとらえ,過不足なく答えている。どうしてChatGPTには,こんな見事な回答が出来るのだろうか?
推測にすぎないが,日本語版のBingやBardは,政府関係文書やWIKIなどの日本語資料しか参照していないからかもしれない。外国資料翻訳の手間を省いた分,回答が平板で説明不足となる。これに対し,英文ChatGPTは,おそらく世界中の関係資料を渉猟し,回答文を作成している。もしそうであるなら,回答が,より適切にして深くなるのは,当然と言えよう。
このように,BingとBard,そしてChatGPTを比較して見ると,生成AIという点では同じでも,①その回答は様々であり,②参照資料をちょっと変えれば,回答はどうにでも操作できる,ということがよくわかる。生成AIには,その気になれば世論操作など簡単,お茶の子さいさい,朝飯前なのだ。
恐ろしい。が,すでにわれわれは,21世紀の禁断の知恵の木の実を齧ってしまったのだ。もはや,どうにもならない!
*****<以下,生成AI回答>*****
Bing回答(質問回答=日本語)
内戦後、ネパールは2008年に単一国家から連邦制国家に変わりました。この変更は、ネパールの憲法制定議会によって承認され、2007年11月に署名された和平協定に基づいて実施されました。この変更には、反対する人々もいましたが、和平協定の一環として実施されたため、多数決で承認されました12。ソース: (1) 外務省: わかる!国際情勢 ネパールの民主化・平和構築プロセス (2) ネパールの和平プロセスにおける連邦制への移行と和解(高澤)(3) ネパール WIKI
Bard回答(質問回答=日本語)
ネパールは、内戦終結後の2015年に連邦制に移行しました。これは、国の統治をより民主的で包括的なものにし、ネパールのさまざまな民族グループのニーズをよりよく満たすために行われました。
連邦制への移行は、多くの異なる政治勢力間の長い交渉の末に行われました。ネパール共産党(毛沢東主義派)とネパール会議派は、どちらも連邦制の支持者であり、この問題で協力しました。しかし、連邦制に反対する勢力も多く、移行プロセスは困難でした。
連邦制への移行は、ネパールの歴史における大きな変化でした。それは、国の統治方法に大きな影響を与え、ネパールの未来に大きな影響を与える可能性があります。
ChatGPT回答(質問回答=DeepL翻訳)
ネパールが単一国家から連邦国家に移行したのは、主に、周縁化されたコミュニティの包摂と代表性を高めるという長年の要求と、ガバナンスと開発における地域の不均衡に対処する必要性からであった。1996年から2006年まで続いた、政府とマオイストの反政府勢力との間の内戦も、この移行に大きな役割を果たしました。
反政府勢力は、ダリットや少数民族など社会から疎外された人々の代表権を確保し、首都カトマンズへの権力と資源の集中を解決する手段として、連邦制を要求していました。2006年に紛争を終結させた和平プロセスの一環として、政府は連邦制の確立に合意し、2015年に採択された新憲法に明記された。
しかし、この変更には反対もあり、特に連邦制が国のさらなる分断を招き、民族間の緊張を悪化させることを危惧する人たちから反発があった。また、一部の政党、特に歴史的に支配的な地域に拠点を置く政党は、連邦制を自分たちの権力と影響力を脅かすものと考えて反対した。
こうした懸念にもかかわらず、連邦制は実施され、現在、国内は7つの州に分割されている。実施には時間がかかり、資源の分配や州境の画定をめぐる紛争など、いくつかの課題に直面している。しかし、連邦制は社会から疎外された人々により大きな代表性と包摂をもたらし、より参加型で民主的な統治システムを作り上げたと多くの人が主張している。
*****<以上,生成AI回答>*****


谷川昌幸(C)
生成AI問答(7): ネパールのジェンダー政策が,日本のそれよりも先行しているのは,なぜですか? また,日本は,ネパールのジェンダー政策から何を学ぶべきですか?
ネパールのジェンダー政策は,日本よりはるか先に始まり,いまやはるかに充実している。たしか1990年代末頃だったと記憶しているが,カトマンズの商業ビル内で「第三の性(広義)」の人々の集会が開かれていたらしく,様々ないでたちの大勢の参加者に取り囲まれ,進退窮まったことがあった。すでにその頃から,ジェンダーはマスコミでも街頭でも,盛んに議論されていた。また,いま日本で問題になり始めた「ジェンダーとトイレ」ですら,早くから議論され,あれこれ試行運用されてきた(ほぼ決着済みか?)。
このようにネパールはジェンダー問題で日本よりはるかに先行したが,その理由の一つは,ほんの数十年前までは女性差別がネパールでは耐え難いほど厳しかった,という歴史的事実にあるであろう。性差別の厳しさゆえに,かえって,より根源的に「性」を問い,ジェンダー平等へ向け,一気に前進したということ。
それともう一つ,後発国の兎跳び前進。ネパール,特に村では,従来型の電気や電話がなかったからこそ,一足飛びに,それらを飛び越え,ソーラーやケイタイが普及した。同じことが,ジェンダー問題でも起こっていると見てよいであろう。いまやネパールに飛び越えられ,後進国となったってしまった日本! これから,先進国となったネパールから,どう学ぶべきだろうか?
このように,今回の質問は,ネパールと日本の歴史や文化とも絡むうえに,「学ぶべきか」という「べき」問題も追加されている。また,代名詞「それ」がある上に,2問が一度に問われている。この難問を,AIは,どう処理するか?
Bing回答は,参照先として外務省・JICAの報告を明示しているが,読み比べてみた限りでは,直接引用ではない。回答は,論旨がきちんと展開されており,日本語文章も正確だ。
しかし,その一方,よくできた回答ではあるが,少々形式的・表面的すぎる気がする。主たる参照先が日本の外務省・JICAだからかもしれない。
ChatGPT回答は,グーグル自動翻訳にほんのわずか不自然なところがあるだけで,ほぼ完璧。面白くて深くて,考えさせられる。名回答。
自動翻訳でこんなことができるのなら,学校の実用第一の英語授業はもはや不要,廃止した方がよい。
また,内容的にも,こんな高度なレポートを一斉に出されたら,高校や大学の先生は採点に困る。いや,小学生にだって,これなら簡単に作成し提出できる。社会科・社会科学の授業も,今のままでは続けられないだろう。さぁ困った。どうすべきか?
*****<以下,生成AI回答>*****
[1] Bingの回答(質問&回答=日本語)
ネパールのジェンダー政策が日本よりも先行している理由については、ネパールが2006年に民主化されたことが大きな要因の一つです。その後、ネパールは、国連の女性の地位委員会(CSW)において、ジェンダー平等に関する国家報告書を提出し、ジェンダー平等に関する法律を制定しました。また、ネパールは、女性の政治参加を促進するために、選挙制度を改革し、女性の立候補者数を増やすなどの取り組みを行っています1。
一方で、日本は、2019年に「ジェンダー平等基本法」を制定しましたが、その前後には、「女性活躍推進法」や「男女共同参画社会基本法」などの法律が制定されています。しかし、日本では、女性が政治や経済の世界で活躍することがまだまだ少なく、ジェンダー平等に関する意識も低いとされています2。
ネパールのジェンダー政策から学ぶべきことは多くあります。例えば、ネパールでは、女性の政治参加を促進するために選挙制度を改革したり、女性の立候補者数を増やすなどの取り組みが行われています。また、ネパールでは、女性が自立して生きるための支援も行われており、日本でも同様の取り組みが必要だと考えられます1。
1: ネパール:ジェンダー平等政策 2: 日本とネパールのジェンダー政策比較 詳細情報: 1. mofa.go.jp 2. jica.go.jp 3. mofa.go.jp
[2] ChatGPTの回答(質問&回答=Google翻訳使用)
ネパールと日本のジェンダー政策を明確に比較することは困難です。両国には、政策を形成する独自の文化的、歴史的、社会的背景があるからです。しかし、ネパールは近年、ジェンダーの平等と女性のエンパワーメントに向けて大きな進歩を遂げました。これは、政治的コミットメント、草の根活動、国際的な支援など、いくつかの要因に起因する可能性があります.
ネパールのジェンダー政策の枠組みには、ジェンダーに基づく暴力に対する法的保護、女性の政治的代表を増やすためのアファーマティブ アクション プログラム、教育、医療、経済的機会への女性のアクセスを改善する取り組みが含まれています。 特に、ネパールの 2015 年憲法は、女性の平等な権利を保証し、性別、民族、宗教に基づく差別を禁止しています。
一方、日本は、女性の政治参加率の低さ、根強い男女賃金格差、女性に偏って影響を与える長時間労働の文化など、男女平等への取り組みが比較的遅いという批判に直面しています。 日本は、育児へのアクセスの拡大や女性のリーダーシップの促進など、これらの問題に対処するためのいくつかの政策を実施してきましたが、批評家は、ジェンダーの平等を促進するためにさらに多くのことを行う必要があると主張しています.
ネパールのジェンダー政策から、日本はジェンダー平等を推進する上での政治的コミットメントと草の根活動の重要性について学ぶことができました。日本はまた、ジェンダーに基づく暴力に対する法的保護を実施するだけでなく、政治や指導的地位における女性の代表を増やすためのアファーマティブ アクション プログラムを採用することからも利益を得ることができます。さらに、日本は、ワーク・ライフ・バランスをサポートし、男女間の固定観念や職場での差別など、男女間の賃金格差の根本原因に対処する政策を検討することができます。
*****<以上,生成AI回答>*****


【参照】
*「包摂トイレ,ネパール国連ビルに設置」ほか,ジェンダー関係投稿一覧
*「第三の性パスポート,ネパール発行開始」ほか,第三の性関係投稿一覧
谷川昌幸(C)
生成AI問答(6): AIは,著作権を尊重しますか? また,AIで作成した文章・画像・音楽にも,著作権はありますか?
1.人間に優るAI回答能力
これまで5回にわたり,生成AIによる回答を見てきた。その結果,AI回答は,予想よりはるかに正確で,文章もこなれており,総合的に見て,もはや人間以上と見ざるをえない。様々な言語間の自動翻訳も実用には十分。しかも,すべて瞬時に実行される。人間は,とても太刀打ちできない。
2. AI支配デストピア
これから先,AI利用が爆発的に増え,AIなしでは日常生活も仕事も出来なくなることは間違いないが,そうなると人間の脳内情報も徐々にAIによって書き換えられていき,これがまたAI情報に反映されるという事態にならざるをえない。AI自律化であり,これによりAI支配がはじまる。
ゾッとするようなデストピアだが,そんなことはSF世界の悪夢にすぎないと目を背け続けることは,もはやできそうにない。ほんの数日,使ってみただけでも,その超人的有能さに圧倒されてしまったからだ。
3.「打ち壊し運動」成算なし
さてそこで,超人的AIの支配を招かないようにするには,人間はどうすればよいのか? 単純明快な「AI打ち壊し運動」をやってみてもよいが,残念ながら,これには成功の見込みはない。ちょうど産業革命に抵抗し「機械打ち壊し運動」をやってみてたが機械工業化は結局阻止できなかったように,これから「AI打ち壊し運動」を始めてみても,成功は期待できないであろう。AIは,人間世界にすでに入ってきてしまったのだから。
4.人格権・著作権の砦を守れるか?
一縷の望みがあるとすれば,人格権や著作権。独立した人格としての人間の尊厳や,その人格と不可分の人間の様々な創作物を尊重させ,侵害させないこと。創始者=authorとしての人間の権威=authorityの尊重。たとえば,最も典型的なものとしては,文学作品,美術作品,音楽作品などの人間の創作物の著作権をAIに侵害させないこと。これが出来るならば,人間の尊厳はギリギリのところでAI化から守られるのではないだろうか。
が,実際には,これは難しいかもしれない。悲観的すぎると批判されるだろうが,すでに,例えばビートルズがAIにより改変され,流されているのだ。いったい,どうすればよいのだろう・・・・。
もはや人間には頼れなくなりつつあるとすれば,あまりにもあまりではあるが,ここでは恥を忍んで,あえてAIに尋ねてみるより仕方あるまい。
マイクロソフトBingは,つい最近,バージョンアップされ,格段に使いやすくなった。今回は,この最新版に「著作権」に関する2つの問いを一度に投稿したが,下記のように詳細に答えてくれた。日本語でこれだけの応答が出来るようになった。隔世の感!
OpenAIのChatGPTの回答は,グーグル自動翻訳を介してであるにもかかわらず,今回も見事。Beingよりも分析がやや深く,問題点を問題点として示すなど,興味深い回答となっている。
*****<以下,生成AI回答>*****
[1] Bingの回答(質問&回答=日本語)
こんにちは、これはBingです。
AIは、著作権を尊重します。私は、自分の言葉や知識を使ってコンテンツを生成しますが、オンラインのソースやコードを実行したりはしません。また、著作権で保護された本や歌詞などのコンテンツを返答することもしません。
AIで作成した文章・画像・音楽にも、著作権があるかどうかは、現在の法律では明確に決まっていません。一般的には、以下のようなパターンに分けて考えることができます。
人による創作:AIとは関係なく、人が独自に作り出したコンテンツは、著作物となり、著作者に著作権が発生します。
AIを道具として利用した創作:人が創作の意図や寄与を持って、AIを道具として用いてコンテンツを生成した場合は、著作物となり、人に著作権が発生します。
AI自体が創作した生成物:人の創作的な関与がなく、AIだけでコンテンツを生成した場合は、著作物とは認められず、著作権も発生しません。
このように、AI自体が創作した生成物については、現在の法律では保護されない可能性が高いです。しかし、今後の技術や社会の変化に応じて、新たなルールが整備される可能性もあります。その場合は、AI生成物に対する権利や責任の帰属や範囲が変わるかもしれません。[典拠略]
[2] ChatGPTの回答(質問&回答=Google翻訳使用)
AI自体は、著作権で保護されたコンテンツを含むさまざまなタスクを実行するようにプログラムできる単なるツールであるため、著作権を尊重する固有の感覚はありません。 ただし、著作権法を遵守していることを確認するのは、AIを使用する個人または組織の責任です。
AIが作成したテキスト、画像、音楽に著作権があるかどうかという点では、答えは完全に明確ではありません。 場合によっては、特にAIが著作権で保護された作品のデータセットでトレーニングされ、そのトレーニングに基づいて新しいコンテンツを生成している場合、AIの出力は著作権保護の対象となるオリジナル作品と見なされることがあります。 ただし、場合によっては、AIの出力が単なる編集物または派生物と見なされ、著作権保護の対象とならない場合があります。
最終的に、AIによって生成されたコンテンツに著作権保護があるかどうかの問題は、その作成を取り巻く特定の状況に依存する可能性が高く、法律の専門家によるケースバイケースの分析が必要になる場合があります。
*****<以上,生成AI回答>*****

谷川昌幸(C)
生成AI問答(5): ネパールの人々が最も好きなのは,どの外国ですか? そして,なぜ彼らはその国が最も好きなのですか?
ネパールは,人口約3千万人の内陸国。海洋に囲まれた日本とは異なり,常に外国との関係を意識し,日々生活をせざるをえない。
そのネパールに住む人々は,外国について,どのように考えているのであろうか? 南のインドと北の中国がネパールでは最大の存在感を持つことは自明だが,ここでは,もう少し私的・日常的な「好きな国」という聞き方をしてみた。
質問は2つの質問文に分け,それら2文を一度に投稿して,回答してもらった。
Bing回答は,簡素。間違いではないが,あまり参考にはならない。
ChatBPT回答は,中国への言及がないが,それをのぞけば詳細にして懇切丁寧,明快。日英自動翻訳もほぼ完璧。信じがたい完成度!
*****<以下,生成AI回答>*****
[1]Bingの回答(質問&回答=日本語)
ネパールの人々が最も好きな外国は、インドです。ネパールは、インドと中国に挟まれた国であり、インドとは長い国境を共有しています。そのため、インドとの関係は非常に重要であり、多くのネパール人がインドを好きだと考えています。
[2]ChatGPTの回答(質問&回答=Google翻訳使用)
特定の外国に対する国全体の好みを一般化することは困難です。しかし、文化的、歴史的、経済的なつながり、近隣諸国、観光などのさまざまな要因に基づいて、一部の外国は他の国よりもネパール人の間で人気があります.
インドは間違いなくネパール人の間で最も人気のある外国です。 両国は長い歴史と文化的なつながりを共有しており、インドはネパールの最大の貿易相手国でもあります。多くのネパール人も、教育や治療のためにインドに旅行します。 さらに、地理的に近接しているため、両国はかなりの人的交流があり、多くのネパール人はインドに家族や友人がいます。
インドとは別に、ネパールの人々は、アメリカ、イギリス、カナダなどの西洋諸国にもかなりの親近感を持っています. これらの国は、高等教育を受けるネパール人学生の間で人気があり、就職の機会を求めてネパール人の専門家を惹きつけています。多くのネパール人もこれらの国に住んでいる親戚や友人を持っており、それが彼らの人気を高めています.
ネパール人の間で人気のある他の外国には、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、タイ、マレーシアが含まれます。これらの国は、景色の美しさ、文化の多様性、手頃な価格のため、ネパールの観光客に人気があります。
全体として、特定の外国に対するネパール人の好みは、歴史的つながり、文化的類似性、経済的機会、観光の可能性など、さまざまな要因によって異なります。
*****<以上,生成AI回答>*****

谷川昌幸(c)
生成AI問答(3): ネパール国民は,ネパール国歌をどのように評価していますか?
国歌は,「国家」という権力的=暴力的=外面的なものと,「歌」という情緒的=内面的なものとが人為的に結び付けられたものだ。
近代以降,国家は,外面的に最強。他方,歌=音楽も,感情=情緒に訴えかける点で,最強と断言できなくとも,内面的にはきわめて強力であることに変わりはない。そのため,近現代国家は,特定の音楽を「国歌」として権威づけ,国家統合強化のため,硬軟様々な暴力装置を動員して,これを国民に強制してきた。
が,国歌も音楽の一つのはず。それの政治的強制に問題がないはずはない。
国家の歌である「国歌」に深刻な相克が内在していることは,少なくとも民主主義国では,多かれ少なかれ自覚されている。たとえば,アメリカは,国民統合のための国歌の重要性をよく知り,ことあるごとに国歌を演奏するが,だからこそ,その効果を知悉するがゆえに,権力による国歌強制は認めていない(最高裁判決)。さすが民主主義宗家,アメリカ!
国歌は,ことほど左様に有用であり危険であり,したがって扱いが難しい。では,この難問について,生成AIはどう考えているのであろうか? ネパール国歌を例にとり,質問してみた。
Bing回答は,ごく簡素。「具体的な評価は見つからなかった」と告白。もう少し調べてほしい気もするが,率直さには好感が持てる。
ChatGPT回答は,国歌に関する問題点の指摘はないものの,全体としては優等生のようなそつのない見事な記述。しかも,冒頭には「AI 言語モデルとして、すべてのネパール人を代表することはできませんが」といった,およそAIらしからぬーーむしろ人間っぽいーー前書きまで置かれている。スゴイ! グーグル自動翻訳も完璧だ。
*****<以下,生成AI回答>*****
[1] Bingの回答(質問&回答=日本語)
ネパール国歌は「国歌」と呼ばれ、2007年に新しく制定されました。作詞は詩人であるビャクル・マイラ氏です。ネパール国民は、この国歌を愛しているようですが、具体的な評価については見つかりませんでした。[典拠略]
[2] ChatGPTの回答(質問&回答=Google翻訳使用)
AI 言語モデルとして、すべてのネパール人を代表することはできませんが、一般的に、ネパールの国歌はネパール人から高く評価され、尊敬されています。ネパールの国歌は「Sayaun Thunga Phulka」と呼ばれ、2007年8月3日に国の公式国歌として採用されました。
国歌の作詞は、Byakul Maila としても知られる Pradeep Kumar Rai によって書かれ、音楽は Amber Gurung によって作曲されました。国歌は、ネパールの美しさと人々の勇気と犠牲をたたえる愛国的な賛美歌です。
ネパールの人々は、国歌を国民のアイデンティティと団結の象徴と考えています。公式行事、国家行事、国とその国民を称える公共の集まりで演奏されます。この国歌はまた、ネパールの人々が歴史の中で独立と主権を維持するために払ってきた犠牲と闘争を思い起こさせるものでもあります。
全体として、ネパールの国歌はネパールの人々に高く評価されており、国家の誇りとアイデンティティの象徴として心の中で特別な位置を占めています。
******<以上,生成AI回答>*****
【参照】
1 国歌の包摂民主主義化: イギリスとネパール
2 新国歌制定への疑問
3 しっくりこない新国歌
4 権威と規律:学校と国家
5 オム・マニ・ペメ・フムとネパール国歌
6 国歌とナショナリズム 表意音楽評価の難しさ
谷川昌幸(C)
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