ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

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街角の露店

これは,カトマンズ・アサンの近くの街角の露店。ここには伝統的なレンガ造りの家屋やレンガ敷きの路地がまだ残っている。隣の家はつっかい棒で支えられているが,この古い建物は,幸い,無事だったようだ。

しかし,こうした伝統的な生活や風景にとって,避けたくても避けられないのが,鉄則としての近代化。いかなネパールといえども,自然災害としての震災は克服できても,快楽と効率をエンジンとして容赦なく進行する生活全般の近代化には抵抗できないであろう。

歴史法則は,やはり在るのではないか?

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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/12/19 at 16:58

カテゴリー: ネパール, 社会, 経済, 文化, 旅行

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暑くて濃いミニバス

ネパール・カトマンズ盆地のミニバスは,安くて便利だ。トヨタ・ハイエースなどを使い,乗客を詰め込めるだけ詰め込み,猛スピードでぶっ飛ばすので,乗るには多少のコツと勇気を要するが,要領さえつかめば,どこでも乗り降りできるし,15~20ルピーでたいていのところには行ける。

そのミニバスで,先日,とんでもないサービスを受けた。ネパール在住の方には周知のことだろうが,なんと,ミニバスの前方上方にTVモニターが設置され,PR付ビデオが放映されていたのだ。

しかもそのビデオが,例のマサラ系。カンカン照りの晴天の上,例のバルクーやカリマティで長時間渋滞。こんな時は気を利かせエベレストかアンナプルナ方面の爽やかな高原ものでも流してくれたらよいのに,そんな配慮は一切なし。炎天下,排ガスまみれで,超濃厚マサラ映像&音楽を延々と堪能させられたわけ。

さすがのネパール人乗客にも口笛,掛け声の元気なし。20ルピーで超濃厚ネパール! 通に,お勧め。

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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/08/01 at 19:40

カテゴリー: 文化, 旅行

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ネパールで大地震,死傷者多数

ネパールで,ラムジュン(カトマンズとポカラの中間付近)を震源とするマグニチュード7.9の大きな地震があり,Hindustan Times, The Hidu等のインド・メディアによると,400人以上が死亡した。建物多数が崩壊し,地滑り等も発生しているという。まだ情報がごく限られており,各地の被害は不明。震源に近いゴルカや観光地ポカラの被害が心配される。

地震は,午前11時56分に発生,以後余震が続き,The Hinduによれば,午後2時45分現在も続いている。

カトマンズ中心部のビムセン(ダラハラ)塔も完全に崩壊。休日で賑わっており,多数の死傷者が出ているのではないか。また,旧王宮付近も大きなダメージを受けているという。(日本時間20時23分記述)

150425a ■震源(BBC,25 Apr

【地震データ】USGS
Time: 2015-04-25 06:45:21 UTC
Nearby Cities:
49km E of Lamjung; 69km NW of Kirtipur; 70km NW of Kathmandu
70km NE of Bharatpur; 72km NW of Patan
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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/04/25 at 20:27

カテゴリー: ネパール

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セピア色のネパール(2)

カトマンズ盆地の古都が好きになった理由の一つが,レンガ敷き路地。下の写真は1993年8月のものだが,これらを見ると,通路はレンガ敷きだ。広いバス道路以外は,まだ多くがレンガ敷きだったのだ。

レンガ敷き路地は情緒があり大好きだが,自動車が進入し始めると,あっという間に傷み,コンクリートかアスファルトに変えられてしまう。いまのキルティプルがその好例。あと2,3年もすれば,レンガ敷き通路はほとんどなくなってしまうであろう。

また,1993年の写真を見ると,カトマンズ盆地でもまだ裸足の人がかなりいたことがわかる。まだ,裸足でも危険ではなかったのだ。私自身,村では裸足で走り回っていた。いま,そんなことをすれば,すぐ怪我をする。裸足が野蛮というのは,文明病患者の偏見に過ぎない。

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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/03/17 at 17:43

カテゴリー: 文化, 旅行, 歴史

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セピア色のネパール(1)

昔の写真が,未整理のまま段ボールに放り込んである。いずれも観光写真だから特にどうということはないが,それでも,そろそろデジタル化しないと退色し見られなくなってしまうのは,少々おしい。そこで,一念発起,少しずつデジタル化することにした。

デジタル化は,セピア色のままがよいのか,それとも色補正した方がよいのだろうか? 素人には,よくわからない。下掲は,1993年8月のカトマンズ。まだ車もバイクもほとんど見られない。色補正してある。

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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/03/16 at 21:45

カテゴリー: 文化, 旅行

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TU・学生・烏・ビル・鉄塔

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 ■TUより(2012/11/27)

困ったときの写真頼みにはちがいないが,それでもたしかに絵は口以上に雄弁だ。

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2013/02/06 at 19:02

カテゴリー: 社会, 文化

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寒くて暖かいキルティプール

この時期、北向きの室は寒い。たくさん着込んでもでも寒いので、屋上に上がり、ひなたぼっこをする。

これが快適。ぽかぽか、ついうたた寝を繰り返してしまう。本を持って行っても2、3頁読むとうとうと、これで半日終了。

周囲を見回すと、やはり屋上で椅子に腰掛け、何をするでもなく、じっとしている人が多い。また、田の畦にうつぶせになっている人もいて、行き倒れかと心配するが、実は、これらの人は、ひなたぼっこをしているのだ。

湿度が低く、天然赤外線が身体の深部までホカホカ暖めてくれる。周囲は百花繚乱、中景は有り難いスワヤンブー、そして天空にはヒマラヤ。半日といわず、一日中でも、ひなたぼっこをしていたいくらいだ。

が、そこは勤労倫理を埋め込まれた悲しき近代人、何かをしていないと罪悪感に駆られる。まことにもって、因果なものだ。

 ■朝夕の風景(ホテルより)

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2012/11/19 at 09:31

カテゴリー: 旅行

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