ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

Posts Tagged ‘デザイン

イタリアの旅(8):軽三輪の風格

伝統と革新の国イタリアでは,自動車も新型車に伍して旧型車が頑張っている。特に懐かしく印象的であったのが,軽三輪(小型三輪)。日本のかつての名車ミゼット(ダイハツ)そっくりの車が,現役で走り回っている。

アルプス山麓のアオスタ谷では,写真には撮り損ねたが,古い古~い,2サイクルエンジンの軽三輪が細い農道を登っていった。もう少し新しい軽三輪だと,荷物配達,清掃作業などに,あちこちで使用されていた。

ミラノでは,おそらく伝統的デザインの面白さを意識したのであろう,スフォルツァ城の中庭に,シェイクスピアをもじったイラスト付きの軽三輪を停めていた。

古いものは,生活の場で使われているのを見ると,なおさら懐かしさがつのる。農作業用荷車や,山小屋への荷揚げに今なお使われている役馬のように。

●軽三輪

 ▲クールマイユール/La Saxe


 ▲コーニュ/アオスタ

●ミラノ「スフォルツァ城」中庭の軽三輪

●荷車
▲フィレ谷

●「ベルトーネ小屋(1977m)」への荷揚げ

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2017/07/25 at 19:48

カテゴリー: 文化, 旅行

Tagged with , ,

ネパールの屋外広告: アサが来る

ネパールには,原色の赤と濃紺がよく似合う。これはメガ銀行と,その前面道路側の震災復興キャンペーン。

この銀行の建物は,以前はたしか英国文化会館。2階建てだったとおもうが,記憶違いかもしれない。いずれにせよ,なかなか趣がある。向かいは,これまた伝統的な選管の建物。隣は,およそ非文化的なアメリカンクラブ。英米といっても,文化的には大違いだ。

道路側は震災復興を願う「希望(アサ)の壁」。これは,「ベルリンの壁」,「イスラエル分離壁」などとは正反対。ネパールでは,壁には,レンガ造りの建物のように,目標に向け一つ一つ積み重ねていくという,積極的な意味もあるようだ。

151209a

151209b

151209c

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/12/09 at 15:09

カテゴリー: ネパール, 文化

Tagged with , ,