ネパール評論 Nepal Review

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コロナ禍からの漠たる未来不安

昨夕,新型コロナ(COVID 19)ワクチンを接種してもらった。1回目。しばらくすると,左腕の接種部分付近がしびれ始め,夜になると,鈍痛が左腕全体に広がってきた。

左腕の鈍痛だけではない。身体が注入された異物(ワクチン)を攻撃し始めたのか,ほてった感じで,いつまでも眠くならない。とうとう,一睡もしないまま,朝になってしまった。

ワクチンを接種してもらった左腕の鈍痛は,今日の午後になって,さらにひどくなった。このへんがピークだとは思うが,さていつまで続くやら・・・・。

それにしても,このような自然界にはない人造ワクチンを世界中の80億もの人々の相当数――理想的には全員――に接種しなければ,コロナ流行が止められないとは,なんたる恐ろしい,SFが現実化したような時代になってしまったものか。

世界のコロナ感染者累計(人)

むろん,新型コロナのような感染症の大流行そのものについては,公衆衛生をはじめ様々な分野で研究がすすめられ,効果的な予防法や治療法が見つけられ,そのつど制圧されるであろう。

私も,何よりも死を恐れる人間の一人として,それを願ってやまないが,その一方,まったくの素人ながら,コロナ大流行のような現象の繰り返しは,要するに,人類が増えすぎたからではないか,という素朴な疑問を禁じ得ない。

他の動物や植物であれば,増加しても,自然の許容量を超えそうになれば,必ず何らかの自然的規制が働き,許容範囲内に戻る。非情だが,それが自然の摂理。

ところが,人間は,他の動植物の有しない知恵により,自然を科学的に観察し,人為的にそれを制御したり改変したりできるようになった。これにより,人間増殖の自然的な限界は,次々と取り払われてきたのである。

その結果,いまやどこに行っても,たいてい人間がいる。逆に,以前はそこにいた様々な動植物たちは次々と姿を消している。人間は,その知恵により自然を征服しつつある。

新型コロナの流行も,多数説のウィルス自然由来説(コウモリ等からの感染)をとるなら,とめどもなく増殖する人間に対する自然界からの自然な規制である。ところが,これに対し人間は,身体に人造ワクチンを入れることにより,その自然の人口増殖規制を人為的に無効化しようとしている。この人為による自然の克服は,以前の他の感染症流行の場合と同様,今回のコロナ・パンデミックに対しても,すでに大きな効果を発揮し始めている。

しかしながら,たとえ今回の新型コロナが予防ワクチンにより制圧できたとしても,自然の側は,おそらく次のウィルスか他の何らかのものにより増えすぎた人類に立ち向かわせるであろう。これに対し,人間の側もまた別の新たな人造ワクチンか何かで迎え撃つ・・・・。こうして人間の自然な身体と生活は,一歩一歩,確実に自然から離れ,人造化されていく。サイボウーグ化だ。

また,人類の一部は,許容量を超えた地球を離れ,月や火星など,他の天体に移住し始めることにさえなるだろう。

以上は,もちろん全くの素人の極論である。また,人口論は,古来,もっとも危険な取り扱い要注意の議論である。が,それはそうだとしても,コロナ・パンデミックに脅え,予防ワクチンの副作用(副反応)に現に苦しめられていると,ついそんな暗い未来を思い浮かべてしまう。

杞憂にすぎないとよいのだが。

地球は何人の人間を維持できるか? すでに限界超過なら,何が起きるか?

(C)谷川昌幸

Written by Tanigawa

2021/06/07 at 19:36

ネパール人口3千万人,山地・農村から都市とタライへ

ネパリタイムズ(#573, Sep.30)の社説「人口統計・民主主義・デマ扇動家(Demography,Democracyand Demagogues)」が面白い。

ネパール統計局2011年度調査によれば,ネパール人口は2662万人。ところが,出稼ぎなどで不在,不明が統計局公認で200万人,実際には400万人くらいはいるので,ネパールの人口はいまやほぼ3千万人に達しているという。

人口増加率は,2001年調査の2.25%から2011年調査の1.4%へと低下しているが,それでも当分は,年40万人が労働年齢となり,半分は海外出稼ぎ,残りの20万人が国内で働き口を探すことになる。

そこに,雪崩的人口移動が重なる。山地23郡では人口減少。とくにマナン郡はこの10年で人口が2/3に減少した。青年が都市や海外に出てしまうのだ。

その一方,タライでは,出生率が高く,山地や外国からの移入も多く,その結果,この10年間で人口が20%も増加し,いまや全人口の過半数を超えてしまった。

バタライ首相は,分権化,地方開発で人口分散を目指しているが,こうした長期的観点からの政策は,目先の利害で動くデマ扇動家たちによって常に妨害され,遂行が困難となっている。

「バタライ首相にダサインの祝福あれ。デマ政治家どもが排除され,この国の人口と民主主義の健全性が保たれることを祈る。」

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2011/10/08 at 11:04

カテゴリー: 社会, 経済

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