ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

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晩秋の村

無人空家となった負動産の片付けに,丹後の村に行ってきた。朝は濃い霧が立ち込め,陽が昇ると咲き残る野の花に蝶が舞う。そこはかとなく哀愁ただよい,いかにも晩秋といった風情だ。

窓を開け掃除をしていると,野鳥が飛び込んできた。以前はあまり目にしなかった小鳥。耕作放棄地が増え,山の小鳥たちも民家近くまで来るようになったのだろう。

村の環境は,この数十年で大きく変わった。群れをなし無数にいた雀や,田植えの頃やってきて電線にズラリと並び低空曲芸飛行を繰り返していた燕が激減する一方,猿や猪が民家近くに出没し,道端では外来種の草花が優勢となった。

時は移り,自然も変わる。

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2018/11/10 at 16:36

カテゴリー: 自然, 農業, 旅行

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早春の野草と野獣

3月中旬,野草が一斉に小さな花をつけ,ウグイスがさえずりの練習を始めた。心なしか浮き浮きする。

ところが,野草といっても,このところ勢力を急拡大しているのは,外来種。写真のスミレらしき花も,どこかから飛んできて根づき,いち早く花を咲かせた外来種だろう。とにかく,外来種は,やたらと強い。少々のことでは枯れない。しかも,たいてい美しい花をつける。困ったような,うれしいような。

動物もそうだ。畑は三重に網を張ったが,イノシシやサルに加え,生命力あふれ悪知恵にたけた外来動物も増えており,専守防衛で防御できるかどうか,心許ない。ここはやはり,集団的自衛権を行使し,村民一丸となって,外来動物テロ攻撃を撃退せざるをえないだろう。

春到来はうれしくもあり,ゆううつでもある。

150318d ■これは外来種(たぶん)

150318b150318c ■これらは在来種(たぶん)

150318e ■専守防衛の猫の額

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/03/19 at 09:19

カテゴリー: 自然

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