ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

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イタリアの旅(6):印象的な街の造形

イタリアはいうまでもなく古い伝統を持つ芸術の国,審美眼の乏しい私でさえ思わず立ち止まり見入るようなものが街のあちこちにあった。

といっても,特に計画し街を歩いたわけではない。アルプス山麓に行く前後にミラノとトリノに立ち寄り,ついでに街に出たに過ぎない。しかも日中は大変な猛暑,日陰に入ったり,あちこちの教会に入ったりして休んだので,歩いたのはわずか。それでも,こんなものに出くわした。

これらはいずれも,特別なものではなく街にたくさんあるものの一つであろう。それがそれぞれ印象的だということに感心した。なお,最後の自動車宣伝は,クールマイユールのもの。たしかに「伝統破壊」ではある(参照:イタリアの旅(1): 規則は知ってから破れ)。

●街の造形(ミラノ)

●街のポスター

 ▼ミラノ:ピッコロ座/ミラノ: GAN MANZONI

▼トリノ:ビバルディ展

●店舗/地下鉄ポスター

 ▼トリノ:ロリポップ/ミラノ:「共和国」駅のペット食品広告

●らくがき?(ミラノ)
▼交差点機器箱のイラスト

●景観独占(クールマイユール)
▼モンテビアンコ(モンブラン)を背に宣伝

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2017/07/23 at 19:30

カテゴリー: 社会, 文化, 旅行

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建て替え進むキルティプル

カトマンズ近郊で伝統的景観がまだ奇跡的に残っているキルティプルの丘でも,震災を機に,建て替えが進み始めた。老朽化に地震被害が追い打ちをかけたためである。

地震被害は,当然ながら,古い家屋に多い。しかし,地盤の良いキルティプルの丘では,地震被害はそれほど大きくはなかった。古い家屋でも,多くは破損部分の修理で十分使用し続けられるように見えた。ところが,残念なことに,現実には修繕使用ではなく,取り壊し・建て替えがあちこちで始まった。

キルティプルは,カトマンズ市内からも空港からも40~50分。しかも,カトマンズやパタンは街並みが急速に近現代化し,伝統的文化遺産としての魅力を失いつつある。

この状況は,キルティプルにとっては,またとないチャンスであるはずなのに,気位が高いのか,ここの人々は,自分たちの街を観光地として売り出そうとはしていない。惜しい。

むろん,これは余所者外国人の勝手な感傷に過ぎないが,それにしても,返す返す惜しい。

▼伝統的家屋
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▼崩壊家屋
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▼建て替え現場/新築家屋(古い家屋の両側)
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谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/11/28 at 19:20

カテゴリー: 経済, 文化, 旅行

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ポカラ観光ケーブルカーと東京スカイツリー

ポカラに観光ケーブルカーが新設されるという。「ペワ湖←→Pumdi Bhumdi」というから,この付近だろう。

 (Google)

ポカラには,30数年前に行って以来,一度も行っていない。その頃のポカラは,文字通り「地上の天国」,この世のものとは思えないほど美しかった。その「古き良き思い出」を失わないため,二度と行かないことにしている。

日本にも,そんな二度と行かないと定めたところが,いくつかある。美しければ美しいほど,破壊が恐ろしく,再訪できないのだ。

もちろん旅行者のエゴ。地元の人には生活も仕事もある。それはよく分かるが,それでも旅行者のエゴとして,行きたくない。

東京にも,「スカイツリー」とかいう塔が出来たらしい。傲慢な英語帝国主義と軽薄卑屈な拝金主義の権化のような醜悪な鉄塔らしい。直下型地震に耐えられるかな?

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2012/03/01 at 22:13