ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

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伊吹山の花々

伊吹山に,日帰りで行ってきた。滋賀県と岐阜県の県境に位置し,標高は1377m。高山ではないが,本州中央のくびれ部分に位置し,季節風の通路となっているため,気候はきびしく,積雪も多い。

登山は,「関が原」からのドライブウェイを利用すると,頂上直下まで車で行ける。山頂まで歩いて30~60分。

登山道沿いには,高山の花々が咲き,アルプスの雰囲気を楽しめる。イヌワシが獲物をワシづかみにして飛来することもあるという。

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2018/08/13 at 16:27

カテゴリー: 自然, 旅行

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上高地の様変わり

好天に誘われ,上高地に行ってきた。槍穂方面には折に触れ出かけていたが,上高地に入ったのは数十年ぶり。激変にびっくり仰天した。

上高地への路線バスが早朝から夕方まで毎時4~6本。さらに臨時便もある。これに東京,大阪,名古屋などからの直行バスと,多数の団体観光バスが加わる。河童橋や大正池付近は繁華街並みだ。

しかも,その観光客の相当数,ざっと見たところ三分の一ほどが外国人客だ。上高地は,いまや日本有数の国際観光地となっているといってよいだろう。


 ■大正池バス停


 ■上高地バス乗り場

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2017/06/01 at 19:40

カテゴリー: 自然, 旅行

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アルプスの花園を踏み歩く:オーストリア

オーストリアには,それほど高い山はない。グロースグロックナー3798mが最高峰で,富士山3776mとほぼ同じ。しかし,緯度が高いのと,氷河による氷食のため,気候はきびしく,地形は険しい。今回見てきたのは,ロープウェーや登山列車で山頂直下まで登れる2千メートル前後の山々。
 ▼パッチャーコーフェル 2247m
 ▼ゼーフェルダー・シュピツェ 2220m
 ▼ノルトケッテ 2334m
 ▼シャーフベルク 1783m

いずれも,それほど高くはないが,山容はゾォーとするほど峻険で,気候も厳しい。カメラ置忘れのため,間に合わせ写真にすぎないが,それでも垂直あるいはそれ以上に切り立つ山々の威容は,よく見て取れる。(4山の中で最もアルプスらしいノルトケッテも撮ったのだが,画面を触っていたら,全部消えてしまった。)

これらの山々には,中腹から山頂にかけて,高山植物が様々な花をつけ,一面に広がっている。まさにアルプスの花園。

驚いたのは,そのようなアルプスの花園と人々とのかかわり方。日本の山だと,高山植物保護のため,立ち入り禁止の札が立てられ,柵やロープが設置されている。また,そうでないところでも,登山道からそれること,高山植物を踏みつけることは,ご法度とされている。

ところが,今回のぼったアルプスの山々では,そのような立て札や柵やロープは一切なく,しかも登山者たちは,平気で高山の可憐な花々を踏みつけ歩き回ったり,パラグライダーを飛ばしたりしていた。

花々は,下界から山頂まで無数に咲いているし,2千メートルくらいだとヒツジやヤギがやってきて草を食べるから,地元の人々にとっては特別に保護すべきものではないのかもしれない。

いずれにせよ,アルプスの花園の中を無邪気に歩き回り寝そべる自由は,「立ち入り禁止」を内面化し縛られている日本人にとっては,うらやましい限りであった。

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 ■パッチャーコーフェル中腹

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 ■ゼーフェルダー・シュピツェ

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 ■花園からの飛翔(ゼーフェルダー・シュピツェ)

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 ■シャーフベルクの切り立つ岩壁

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2016/07/19 at 00:51

カテゴリー: 自然, 旅行

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美しくなった日本の山

久しぶりに日本の山に登ってきた。といっても,運動不足の虚弱老体,新穂高ロープウェイで2156mまで登り,西穂独標(2701m)まで行ってきたにすぎないが。

150819e■美しい日本の山

感心したのは,登山道や山小屋周辺が美しくなり,文字通りゴミ一つ落ちていなかったこと。以前は,人の気配のするところには,たいていビニールや紙屑,生ゴミなどがが散乱していたが,今回,西穂を歩いた限りでは,そのようなことはまったくなかった。

これは,おそらく山関係の方々の長年の努力の結果,一般の登山者にも山にゴミを捨てない習慣が身についてきたからであろう。

これは誇るべき文化だ。こうした文化は,形成には長年の地道な努力が必要だが,破壊は簡単,誰かが無視し始めたら,すぐ元に戻ってしまう。大切に守り育てていきたいものだ。

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 ■西穂~奥穂:難所多し。滑落者捜索ヘリ(右図中央)

150819a150819b■まだ花盛り

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/08/26 at 14:36

カテゴリー: 自然, 文化

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