ネパール評論

ネパール研究会

自民党とネパールのキリスト教

自民党が「ネパールのXマス(X’Mas in Nepal)」にも選挙向け党宣伝を出している。畏れ多くも、イエス・キリスト様の頭の上だ。

X‘mas」の「X」は、理論的には何でも入りうる。東条英機氏でもヒトラー氏でも、「X」は代表できる。その「X‘mas」に、自民党は党宣伝広告を出しているのだ。

これが、インターネットの記事連動広告の怖さ。自民党がイエス・キリスト様の頭上で宣伝するのも畏れ多いが、もしこれがナチスや日本軍国主義だったら、どうするのだろう。カギ十字と一緒になって党宣伝をするつもりだろうか?

自民党は、自党のインターネット宣伝をコントロールできていない。垂れ流し。民主党や未来の党も同じだが、特に自民党はひどい。選管に注意される前に、自主的に判断し、適切な場所での宣伝に限定すべきだろう。

121212a ■イエス頭上の自民党広告

ところで、ネパールの今年のクリスマスは」、どうなるのだろう。11月には、早くもこのような宣伝が、書店に掲示されていた。

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 ■クリスマスコンサート宣伝

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2012/12/12 @ 14:50