HMIHS法案撤回,ゴビンダ医師ハンストを受け
ガガン・タパ保健大臣が9月29日,「マンモハン記念保健インスティチュート(MMIHS)法案」の撤回を閣議決定した,と発表した。また,これと関連する医療制度・医科教育改革諸法令が成立するまで,医科大学(カレッジ)は認可されないことになった。
これらは,医療制度・医科教育の抜本改革を求め9月26日から9回目のハンストに入っているゴビンダ・KC医師(TUTH)が,一貫して強く要求してきたことだ。
ハンストは,ネパールではやはり政治的に有効な闘争手段のようだ。先日,ガンガマヤがハンストで要求してきた,マオイストによる息子虐殺事件の裁判も,ルンビニ地裁で再開されている。
谷川昌幸