ネパール評論

ネパール研究会

中国熱烈歓迎,長崎

長崎は,位置的には,東京よりも中国に近い。しかも,没落日本に比べ,中国は昇竜の勢い。韓国依存を深める対馬に続き,長崎も中国依存に向かいそうだ。

すでに長崎の街には中国や韓国から大勢の人が来ているし,春にはHISが上海定期客船を運航する。ハウステンボスを再建した商売上手のHIS,豪華客船で多くの観光客を連れてきてくれるだろう。

ヒステリックな嫌中など,東京の時代錯誤国粋主義者どもに任せておけばよい。長崎には,13億の大国中国がついている。兵器産業依存などより,中国との互恵繁栄の方がはるかに健全だ。

この春からは,中国客満載のHIS豪華客船が三菱造船所のすぐ側を往来する。イージス艦だろうがミサイル搭載艦だろうが,ぜ~んぶ丸見え。当然,パチパチ撮られ,中国でばらまかれ,ネットでも流されるだろう。

これはたまらん,軍機が守れない,といって軍事産業が撤退してくれたら,しめたもの。長崎は,宿痾の軍事産業依存から脱却できるかもしれない。よい時代になったものだ。


 ■入場制限中の長崎中華街(2012.1.28)


 ■立錐の余地なき湊公園(2012.1.28)

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2012/01/28 @ 21:13

カテゴリー: 経済, 外交, 中国

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