ネパール評論

ネパール研究会

セピア色のネパール(1):写真のデジタル化保存

ネパールに初めて行ってから早や四半世紀。撮りためた写真も,その時々の記憶も鮮明さを失い,セピア色に退色しつつある。自然の摂理とはいえ,淋しさを禁じ得ない。

そこで,身辺整理も兼ね,写真をデジタル化し,保存することにした。

といっても,もともと記録・整理が不得手なうえに転勤・転居が重なり,写真はあちこちに散乱,撮影日時・場所の特定もできないものが多い。そのため史料的価値のない写真が大半であろうが,デジタル化すれば,少なくとも重くて嵩張る紙焼き写真は処分できる。

そう自分を納得させ,小型スキャナーを買い求め,デジタル化に着手した。以下,いくつかご紹介する。(掲載写真はスキャナー付属ソフトで自動補正済。)

■ダクシンカリ(1993年3月)
■カトマンズ(1993年頃)

参照】ネパール写真史料
*民族学博物館 ネパール写真データベース
*Internet Archive: Nepal Bhasa Historic Images

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2022/08/27 @ 15:46