ネパール評論

ネパール研究会

制憲議会,マオイスト首相選出へ

ネパール首相選挙は,28日午後投票が行われており,マオイストのバブラム・バタライ副議長が,マデシ連合の支持を得ることに成功し,当選の見込みだ。

ただし,もしコングレスとUMLが完全野党の立場に立つことになると,議会運営は難しくなる。票がどのように分かれるか,注目していたい。

【速報】バタライ首相選出
制憲議会は,28日午後,投票により,Baburam Bhattarai統一ネパール共産党毛沢東派副議長(57歳)を第35代首相に選出した。

■投票総数:575,欠席:19
  ●バタライ(統一共産党毛沢東派):340 [マオイスト,マデシ連合,他]
  ●ポウデル(会議派):235 [NC,UML,RPP,他]

(注)改正議会規則により,「白票」禁止。

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2011/08/28 @ 20:15

カテゴリー: マオイスト, 政治

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