ネパール評論

ネパール研究会

太陽光発電の光明

夜8時すぎ,ソーラーLED街灯を見にラーニポカリ付近に行ってきた。新設街灯は見た限りではすべて点灯していたし,ソーラーLED照明バス停にも明かりがともっていた。ただし,少し古いと思われる,ガネッシュマン像周辺の街灯は,いくつか消えていた。

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 ■ラーニポカリ西側

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 ■LED街灯とラーニポカリ

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 ■ガネッシュマン像周辺の消灯LED街灯/LED照明バス停

ソーラーLED街灯の仕様は,素人には正確にはわからないが,基本構成は次のようなものらしい。
 ▼太陽光発電板 1枚
 ▼LED照明板 12V/DC 40W 1枚
 ▼蓄電池 1組

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 ■上から太陽光発電板,照明板,蓄電池箱/LED電球照明板

40Wと表示してあったので,たいして明るくないのではと思っていたら,実際に夜みてみると,かなり明るく,十分実用にたえるものであった。この基本セットを2つ組み合わせたものもあり,これだとさらに明るい。

製造国は,照明板が中国製なので,他の部品もおそらくそうだろうが,まだ確認はしていない。

太陽光発電は,都市部だけでなく,地方にも広がっている。設置はいたって簡単なので,増設し,うまく維持すれば,ネパールの人々の生活を大きく変えることになるであろう。

太陽光発電の光明は限りなく大きい。ネパールが,原発に固執する日本を飛び越え,太陽光発電超先進国になる可能性は大だ。むろん,中国援助によること大ではあろうが。

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/02/06 @ 16:50

カテゴリー: その他, 経済, 中国

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