ネパール評論

ネパール研究会

首相選挙,15回目も失敗

11月1日,15回目の首相選挙が実施されたが,立候補者はわれらがポウデル氏のみ。

■ラムチャンドラ・ポウデル(NC): 賛成96,反対2,白票129。出席129。制憲議会定員601。

回を追うごとに出席議員は減少し,今回はわずか129人。全議員の1/5しか出席していない。だんだんコングレス党大会のようになってきた。次は,11月4日,つまり3日後。毎日首相選目前だ。

ここが頑張りどころだ。制憲議会(立法議会)が正統性を失い解散となるか,それとも何らかの妥協がなり,新首相の選出となるか?

UNMIN残存期間,新憲法制定のスケジュールを考えると,もし首相が選出できないと,これまでの平和構築プロセスが全部パァになってしまう。さぁ,どうするか?

(C)谷川昌幸

Written by Tanigawa

2010/11/01 @ 21:31

カテゴリー: 議会, 政党, 政治

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