ネパールには,原色の赤と濃紺がよく似合う。これはメガ銀行と,その前面道路側の震災復興キャンペーン。
この銀行の建物は,以前はたしか英国文化会館。2階建てだったとおもうが,記憶違いかもしれない。いずれにせよ,なかなか趣がある。向かいは,これまた伝統的な選管の建物。隣は,およそ非文化的なアメリカンクラブ。英米といっても,文化的には大違いだ。
道路側は震災復興を願う「希望(アサ)の壁」。これは,「ベルリンの壁」,「イスラエル分離壁」などとは正反対。ネパールでは,壁には,レンガ造りの建物のように,目標に向け一つ一つ積み重ねていくという,積極的な意味もあるようだ。
谷川昌幸(C)
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