ネパール評論

ネパール研究会

タイ南部テロと厳戒スワンナプーム空港

何年かぶりにタイ航空で訪ネ。中国各社との競争激化のせいか,往復4万円+燃料費と,ずいぶん安くなった。

乗り継ぎのスワンナプーム空港は厳戒。身体検査は厳しく,どこに行っても監視カメラで監視されている。

タイ政治は難しい状況にあるようだ。軍政だし,最近は亡命ウイグル族の強制送還を内外から厳しく批判されている。

関西空港搭乗口でもらった12日付Sunday Nationによれば,7月10-11日,タイ南部8か所で爆破テロがあり,6人死亡,11人負傷。積年のムスリム系抑圧や中国寄り軍政への不満が高まっているのではないか?

150712a■客を見守る=見張る監視カメラ

その一方,空港ビル内はますます品がなくなってきた。有名ブランド店,上客専用ラウンジ,高価レストランばかり。いやそればかりか,空港必需の時計(時刻表示)ですら,探し回らなければ,見つからない。客は皆,オメガかロレックスを着けているということらしい。タイ庶民がこんなところに来たら,どう思うだろうか?

結局,空港内では水1滴飲まず,1円も使わず,カトマンズ便に乗ることになってしまった。

150712b■ブランド店ばかり

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/07/14 @ 00:21

カテゴリー: 政党, 民族

Tagged with ,