ネパール評論

ネパール研究会

震災深刻(2):ラニバン付近

カトマンズ西北郊外のラニバン付近(ボラタール西方ナガルジュン山麓)は,地震でかなり大きな被害を受けている。3か月過ぎ,損壊家屋の取り壊しや崩落瓦礫の片づけが進み,半壊家屋の多くはビニールシートやトタンで応急修理されている。それでも震災の傷跡は生々しく,生活再建には大変な困難が伴う。

震災写真はすでに多数報道されているが,3か月後の現況報告として掲載しておく。

▼ラニバン付近の現況
 ■相対的に崩壊が多い伝統的なレンガ積み家屋
150719c150719d

150719e150719g150719h

 ■コンクリート建も多数損壊。小学校は赤(使用不可)判定
150719a150719b

150719f150719i

 ■半壊家屋を取り壊す少女
150719j

【参照】カトマンズ市街の震災「軽微」,観光支障なし(2015-07-16)

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/07/20 @ 10:12

カテゴリー: 経済, 自然

Tagged with , ,