ネパール評論

ネパール研究会

干し柿全滅,異常高温のため

柿大豊作で喜び,干し柿をつくろうとしたが,カビが生え,ハエがたかり,全滅! 高温続きのためらしい。

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■カビが生えハエがたかる/ハチもくる/まだ数珠なりの柿(11月17日)

私のようなド素人の日曜農家だけでなく,村の専門農家が熱湯殺菌,アルコール消毒,硫黄蒸し,その他それぞれの秘伝を駆使して干した柿も,ほぼ全滅だそうだ。異常気象と言わざるをえない。

今日,11月17日も,20度以上。柿はまだまだたくさん木に残っている。山も豊作なのか,サルもクマもカラスも里には下りてこない。残った柿は,もったいないが,熟して落ちるに任せるしかない。

今年がこれでは,来年は凶作だろう。異常気象に苦しめられるのは,人間よりもむしろ,野の草木や動物たちだ。

【参照】柿、未曾有の大豊作の不気味

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2015/11/18 @ 10:15

カテゴリー: 自然, 農業

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