ネパール評論

ネパール研究会

ひこばえの饗宴

今秋の「ひこばえ」は,温暖化のおかげか,出来がよい。刈り取り後の「二番穂」とは見えないほどの豊作だ。

かつて人出が有り余っていたころの農村では,こんな豊作なら,刈り取って何かに利用したに違いないが,いまではそんな奇特なことをする人はいない。というわけで,晩秋の水田は,野の鳥獣たちにとって,またとない饗宴の場となっているのだ。

▼ひこばえの水田と紅葉の里山
161116d

▼ひこばえ(よく稔っている)
161116e161116f

谷川昌幸(C)

Written by Tanigawa

2016/11/16 @ 19:16

カテゴリー: 自然, 農業

Tagged with ,