京都の米軍基地(92):子供への刷り込み
京丹後市進駐米軍が,子供向けイベントをせっせと開催し,おやつや歌舞音曲でご機嫌取りをしている。さすが戦略にたけた米軍,目の付け所がよい。
われわれ老人は,平和憲法の下で生活してきたため,少なくとも日本直接参加の戦争とは無縁,完全な「平和ボケ」に陥っている。だから,軍服や迷彩服の人に出会ったり,ましてや武器や軍用車などを目にすると,ギョッと驚き,とっさに逃げようとするか,あるいは逃げもできずその場で固まってしまう。「平和ボケ」老人の典型的症状だ。第二の自然となった本能に近い行動であり,それだけに治療は困難,処置なし。
米軍は,そんな「平和ボケ老人」など,眼中にはない。子供の成長は早い。物心つく前に軍人,軍属,武器,軍施設などを見せ,慣れさせてしまえば,ものの数年余もすれば成長し,軍隊アレルギーのない,米軍好みの日本少青年となってくれる。いわゆる「刷り込み」。
米軍参加催事は,米軍の進駐戦略の一環である。イースターやクリスマスともなると,米軍文化に加え,キリスト教文化も子供たちに刷り込まれる。
進駐軍に,そのような刷り込み作戦を許してよいのか? 「平和ボケ」老人も,ボケの恍惚にまどろんでいるわけにはいかないだろう。
▼米軍主催イースターエッグハント参加の子供たち(子供の顔引用者削除)
(1)京丹後市日米友好協会FB(3月27日)
[参照1]米軍基地建設を憂う宇川有志の会「文殊さん定期報告685」
★連合区長からの回答をまとめました!
⑦ 米軍主催イースターエッグの宇川アクティブライブハウスの使用許可は連合区長の一存でなされたものか?
回答 運営は連合区、ハウスの事務局長を中心にやっている。私は宇川の人々がここを利用して楽しく暮らしていけばいいのだから(外国人であれ子どもであれ)誰でも自由に利用すればいいと考える。[FB抜粋]
谷川昌幸(C)
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